12/3 品川ステラボール
この日は何か空気が違ったように感じた
それは素晴らしいライブが約束された
いや予約された…それを引き取りに来た
そうゆう解釈にも取れる、そうゆう感覚だ
まるで、注文し
出来上がるのを心待ちにし
待ち望んだものを手にした
そんな時の興奮と安堵感が
入り混じった…そんな空気
ライブとは本来、その時まで
何が起こるかわからない
びっくり箱の様なもんなんだが
殊更、今回のLIVEに関しては
必ず当たりになる"くじ"なのかもしれない
会場が暗くなりSE流れ
メンバーが現れる
その時、清春の衣装に
一瞬戸惑ってしまった
今までの通例なら、序盤はMETAL風の
衣装然とした衣装を身に纏うのだが
今日はデニム調のラフなスタイル
けど、その姿があまりにもカッコいい為
見とれ固まってしまった…
いま考えると、コレは衣装に頼らなくてもSWが入り、
それだけの音・パフォーマンスができるという
それだけの自信から来るのだと考察する
その圧倒的な音の前に
余計という意思表示にも取れる
そして、演奏が始まるや否や
それが証明された
一曲目はツアー名になっている
『ANDROGYNY INSANITY』
他の会場には行っていないが
おそらく定番の一曲目となっている風格がある
そして、何よりも驚いたのは
その演奏力
もとからK-A-Z、GO等、
METAL界で名を馳せていた事は
知ってはいたのだが
ここまでとは思わなかった
『SadsがSadsを超えた』という言葉が
まさに当てはまるといえよう
この演奏力は前Sadsはおろか
ソロバンドさえも超えている
実際、自分はLIVEの演奏が悪いと
集中力がなくなり、没頭できず
見ながら余計な仕事等の
考え事をしてしまうのだが
『ANDORO~』が終わった時に
マイクのセッティングトラブルで
若干の中断はあったものの
ここ何年か振りに集中・没頭できた
素晴らしいパフォーマンスだった
続く…