この日の続き
定期検診、乳腺内分泌外科の診察と同じ日に、
形成外科での診察もありました。
乳房再建手術後、暫く硬かった胸も段々と柔らかくなり、
形も下垂具合も、健側に揃いつつあって、
この診察の頃にはワイヤー入りのブラジャー(元々持っていたもの)も、
着けられる様になっていました♪
手術で切開された胸、お腹の傷の治りも良好♪
こんなにも綺麗に再建して頂き、私も嬉しかったですし、
何より棚倉先生自身がその結果に安堵されている様子でした。
「もしおかしな結果になったら、あなたに何言われるか分からなかった…。」
「よかった…。」
確か先生は、そんな感じの事を言っていたと思います。
そういう事を言わなければ、お互い穏やかな時間を過ごせるものを、
いちいち一言多い(~_~;)
せっかくのいい雰囲気も、
その一言のせいでザワザワした気持ちに変わるのだ(´-ω-`)
まぁ、そこは別にいいんですけど...、
それよりも、
手術から、この時既に4ヶ月。
再建して頂いた胸はいい感じなのに、
その見た目の回復具合とは裏腹に、
違和感も痛みも無くならない事に、焦りを感じていました。
O先生に相談していた、神経障害性疼痛もそうですが、
胸の付け根に異物が張り付いてる様な変な感覚があり、
自分の胸なのに、自分の胸には思えないのです(´・_・`)
加えて、入れた皮弁の重みを支えているかの様に、
皮膚が引っ張られる痛みがありました。
とにかく、胸が重たい(´Д` )
ブラジャーを着けられる様になり、
それが胸を支えてくれるお陰で、ある程度は楽になりましたが、
それでも気になって仕方がなく、
「これでは困る!」と、思いました。
そもそも、自家組織再建手術を選択したのも、
棚倉先生が、
「インプラント再建は胸にボリュームがあると、再建後のその先も痛みに悩まされる事が多い。」
「エキスパンダーの痛みも異物感も、自家組織で再建すれば無くなる。」
と言ったからです!
勿論、これだけの大きな手術をすれば、
時折胸が痛む事ぐらいは、この先もあるでしょうが、
健康だった時の自分の胸の様に、違和感なく過ごせる!
そういう理解でした。
うぅ〜ん…。
自家組織再建…。
これに関しては、なんか思ってたのと違う…(´・ω・`)
この私の申し出について先生は、
「そのうち慣れる。」
と、なんだかモヤる回答。
手術する前は慣れるという言い方ではなかったはず…(˘・з・˘)
そう納得できずにいる私に向かって、
先生は、
「あなたは普通の人が気にならない事が気になる。」
「要するに神経質だから痛みに敏感なんです!」
と言っていました。
それを聞いて、
どの程度の違和感と痛みか、先生はイマイチ分かっていないな!
これが気にならない人などいない!
と、思いました。
違和感や痛みに関しては個人差があり、
この様な結果になった事を責めるつもりはありません。
しかし、慣れるという言い方をされると、
このまま一生、この状態なのかと思って、
途端に気持ちが沈みました(;ω;)
それもそうですが、
これらの症状について、
千人以上の再建を経験したと言っていた先生から、
キャラ以外のヒントを貰えなかったことに、少し心細さを感じました。
先生自身、過去にこの様な事を患者さん達から言われた経験がないらしく、
困った顔をしていたので、
私のこの症状は、少数派である事は理解しましたけど、
キャラで片付けるのだけは勘弁…。
そう思った私なのでありました(´-ω-`)
そしてこの件は、
現在の状況も含めて、別の記事に記したいと思います。
ところで、
私は先生が言う程、神経質な性格ではない(´・ω・`)
それを言うと、全否定してくるのですが、
乳房再建にだけ、拘って神経質なだけで、
他はそうでもない事を理解して欲しい(´-ω-`)