来夢去人 | 勝手にThinkPad

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★★徹底的自己中心論★★


通勤路から見える古い工場とポンポン船。
本当にポンポンと鳴っていた。

これから大阪を拠点に生活すると
言う事は、希望に満ちた要素が有る
反面で失う物もあるなと痛感している。

例えば、年始の町内のウォークラリー
への参加とか節分の恵方巻きとか、
クリスマスのケーキとか、年間の
イベントは常に家族でやってきた。
それが当たり前の事であった。
今年は、それらのイベントは全て
却下である。

2002年に購入したレガシィB4も
新車時から屋根付きの車庫で綺麗な
ブラックボディを維持していたが
大阪入りしてからは、雨ざらしの
駐車場でほとんど動かずに
停車している。

B4の後継車は、新車の
スポーツカーを計画しておったけど、
この環境では中古車に格下げ
せざるを得ないだろう。

大阪の生活が身に付くにつれて
家族との距離は離れる方向だし、
趣味や趣向も有る程度の路線変更は
避ける事が出来ない。

しかし変化する環境に常に逃げずに
向き合って自分の人生をより豊かで
自由に振る舞える様に努力するのは
人それぞれではあるが、私は常に
ベストな状態を目指して行きたいと
思っている。

生きて行くのは、人でも動物でも
楽では無い。毎日エサを貰える
飼い犬だって、犬本人(?)の
気持ちは必ずしも幸福とは
限らないだろう。

若い頃には、感じなかった事だが
生きて行くと言う事は、流れに逆らう
事であり、年齢と共に外部からの
影響とか圧力に逆らえなくなり
最後には地球の重力に耐えられなくなり
床に伏して寿命を全うするのだと考える。
魚は泳ぐ事を止めれば寿命全うであるし
人は生活する為の手段を失えば
寿命全うとなる。

会社との付き合いってのは、年齢で
何が発生するのかはタイムテーブルに
従って進行するので近未来は
予想できる。ここが自営業とは異なる
ところだ。その近未来が見えて
来ているからこその焦りもあるし、
家族には厳しい事も言わなければ
ならない時もある。

法的な扶養者は嫁さんだけなのですが
娘が半分以上乗っかっているのと
老いた母親が近い将来、乗っかる事も
予想され、一見自由に振る舞っている
様にも見えるけど、実は拘束されて
いると言う現実に、やや苛立ちを
感じたりするってのも事実。

それらの外部圧力に耐えて、と言うより
上手に付き合い、より自由な境地へと
辿り着ける様に努力する事は忘れない。
大阪での今の仕事は自分の将来が良い
方向に向くだろう事を信じて
「大阪人化計画」を進行して
行きたいと思っております。

今日は、この部屋で過ごす
最後のまったり時間。
まずは平日だけど祝杯です。

明日はダンボール箱に荷物を
詰めなければならない。

九州でもお世話になった
イーオンのおでんに第三ビール。
料金は合わせて330円也。
安っ!!!