ミステリアス通勤路

仕事は、極めて楽。
色々と腹立たしいことも多いが、この職場に於いては、
戦闘能力を限界まで下げて、３倍くらいの時間を掛けて、
ゆっくり書類をまとめる。それでも他の人よりは、早いよ。
デスクワークに飽きれば、迷路の様な現場を、点検と称して巡回する。
中央操作室に立ち寄って、少し涼んで、操業の要員と話をして
机に戻る。何となくやってる感。この程度でも、かなり高い
グレードの業務成果を上げているのは、まぎれも無い事実。

通勤路は珍道中。
仕事場のゲートを出れば、山間部のワインディングロード。
橋を渡って、県道に出る。
県道を走ると、廃墟（幽霊屋敷？）→トンネル→ラブホテルと続く。
このラブホは、平日の昼間っから満員御礼。

通勤帰りの時間帯に、ある時は駐車場を歩く、
カップルの姿とか、ミニスカの女性が一人で。。。何これ？

時折ここから出てくる車が、私の行く手に割り込んだりする。
おいおい、平日の昼間なんて９０％以上の確率で、
道徳に外れたカップルやろ？
私のＢ４ツインターボの進路を、遮る奴は。。。以下省略。

本当に良い職場で、帰宅の途に着く車の中では、すでに入浴も終わり
汗も洗い流した状態でして、車のエアコン掛けて、地元ＦＭ局の
かみかみアナウンサーの放送を聞きながら、夕日を背に
帰宅する空間は、至極の時間であります。

県道抜けて国道に出れば、南アルプスを眺める長～い直線。
渋滞も無い。前も後ろも車が居ない、快適走行空間。
車を自宅の車庫に収めて、家に入れば、夕食の準備も出来ており
娘を入れた、家族３人での団らんのひとときが待っている。
今日も平穏に１日が終わりましたとさ。。。