Under the flag | 上村雅史 | Official Blog | Short Hope

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ビンテージステレオを前に


部屋の灯りを淡く


ソファーに沈み込めば


出来上がったQuattro Valvoleと


最高の時間が流れだす


総てはこのひと時を


最高の気分で過ごす為に





レーベルから沢山の予約が入っていますと


素敵な電話を頂いた


本当に嬉しく思います





少し真面目な話を


このQuattro Valvole


今回も沢山の方に力を貸して貰い出来上がった作品です


この作品、もう少しデカく言えば麒麟というバンドは俺にとってコダワリとPRIDEの塊


それを貫く為には


様々な衝突や葛藤は避けられない


コレは皆どんな仕事でも同じだろう


その場凌ぎの愛想笑いに逃げた先には


後悔と苛立ちしか残らない


そんな行動は俺の聖書に載っていない


ただ、大切なのはコダワリとワガママは紙一重だという事


ワガママでは無く、コダワリなんだと相手に理解して貰う事


そして、どんな結果になろうと他人のせいにしない


ソイツは1番カッコ悪いってやつだ


自分が愛せない作品を、人に愛して貰えるわけがない


コイツを胸に、コダワリを貫き通した作品です


このアルバムは今までとは違い


味わった事のない楽しさと難しさが有りました


俺自身、歌に関しては


こんなにも真剣に過去の自分や麒麟と向き合い闘った事は無い


それがどれほど難しく
どれほど大切な事なのかを、皆が選んでくれたこのQuattro Valvoleで教えて貰った


15年前の曲であったり


3回目の曲であったり


最初はとにかく、過去の音源を擦り切れる程聞き、昔の俺を意識して歌っていた


歌い方が変わった、昔のが良かったなんて言わせてたまるか、みたいな気合いで笑


何かが違うゼ?と深みにハマりどう歌えば良いのか分からなくなった時


ようやく気が付いた


過去の自分を真似て歌ってもまるで意味が無いという事


過去を真似て作ってしまったQuattro Valvoleなら


10年後に聴いた時、なんてツマラナイ作品になるのか


そこからは何かが吹っ切れて
色んなアイデアが浮かび倒した


ノッてくるってヤツですね笑


そして総てのナンバーに〜Customを施した


今の麒麟で過去のナンバーがどんな色に変わるのか、変えてやろうか


コレを作品として残さなければならない


当たり前の答えだが、コレがなかなかの迷宮組曲だった


他人を相手にする方が、何倍も楽だと


やはり何処まで行っても敵は自分




楽器隊も皆同じ


それぞれ色んな想いと苦労があったと思う


そこはまたメンバーが語ってくれるんじゃないでしょうか


ただ個人的に楽器隊は素晴らしかった


見事に今の麒麟で昔の曲を色づかせている


歌を入れる前の音源を聴きながら、胸が熱くなった事を覚えている


特にギタリストは大変だっただろうけど、
見事にフジカケ色に染め上げている


全曲色々な想い出があり、語れば2日と7時間はいけますが


主に『ホットロード』は3回目


エンジニアさんとも話し合い、同じ様な過去の荒々しい感じでは無く、どれだけメロディーと歌詞の力を引き出せるかをテーマに


そして何気に3回目なのが


MVにしたナンバー『Duck Tail Candy』


麒麟結成当時デモテープで配っていたナンバー

ロックンロールやロカビリーでも無い


ポップスでも無い


俺にしか書けない歌詞


麒麟にしか出せない世界観


そんな形の無い自信を手に入れたナンバー


ずっとMVを撮りたかったナンバーでもあります


当時出来なかったアレンジを総て注ぎ込んで創り上げました


そして『TeddyRose』


これも結成当時、配布CDとしてのみだった様なマニアックなナンバーがガンガン上がってきました


LIVEでもめったに演らないのですが、こういうのはたまらなく嬉しいですね


当時は不良の薔薇という意味でつけたタイトル


頭の弱い造語全開


当時は歌うのが大変で


なんて難しい歌を作ってしまったのかと頭を抱えましたが


今ようやく形になった気がします


心の淵に咲いている一輪のLoveSongです


今回は更に新曲を一曲


新曲を入れるかどうかかなり悩みましたが


他の曲達とはまるで違う雰囲気を選曲をして

フジカケが乗せた甘い旋律に


どんな世界を纏わせようかと


『楽園』


人は何故に大切だと気付いていながら


その手を放してしまうのか


楽園を目指しながら


今そこが楽園だと気付かずに...


そんな小僧には出せないシブさと色気のナンバーです



総てをまとめると


1番拘ったのは


ハコスカとカミナリマッパの「排気音」です


どうぞ夜露死紅★







『四人でひとつ』の旗の下




色んな想いで創り上げたQuattro Valvole




どうかこのアルバムが




皆様の胸に爪痕を残す一枚となります様に

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麒麟 3rd FULL ALBUM
【Quattro Valvole】

全国CDショップ等で、予約受付中
『TOWER RECORDS 新宿店』
『TOWER RECORDS 鈴鹿店』
上記二店舗に限り店頭予約して頂いた方に、予約特典としてサイン入りポスターをプレゼント★

また、オンラインショップでの予約も可能となっております。
(オンラインショップでの予約特典は付きませんので御了承下さい)

●アーティスト名:麒麟(kilin)

●アルバムタイトル:【Quattro Valvole】(クワトロ バルボーレ)

●発売日:2017  3/8

●レーベル:NOSTALGIA&DARWIN FINCH ENTERTAINMENT

●品番:NDE-015

●価格:3000円(税込)


【TOWER RECORDS】
http://tower.jp/item/4438279/Quattro-Valvole



麒麟 -Kilin- 3rd Full Album【Quattro Valvole】CM
https://m.youtube.com/watch?v=spE37i8qEQA


#3【Duck Tail Candy 〜Pin heel Custom〜】MV
https://m.youtube.com/watch?v=bdmS15yI16A


麒麟 -Kilin- 3rd Full Album【Quattro Valvole】ダイジェスト

https://m.youtube.com/watch?v=V2NpW9qkdDA


-麒麟 Official Site-
http://kilin.jp

-N&D Entertainment Official Site-
http://ndf-e.net

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