【8月22日】PBP2023へのみち その9【Day3ブレストまで】 | 今日も○○(マルマル)な自転車生活

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ARGON18 KRYPTONでロングライドやらポタリングやら。
基本的に山はのんびり登ります。

前回の続き

 

 

シークレットコントロール

ルディアックの仮眠所で起床したのは8月21日23時30分ごろ。自分でスマホにかけていた目覚ましで起きられたし係の人もちょうど起こしに来てくれてタイミングバッチリ。

3時間ほどの睡眠でしたがかなりスッキリとできて回復できた模様。

再度ドロップバッグ置き場で荷物の整理をして日付が変わる頃に再スタートしました。

ちなみにウェアは前日同様にASSOSのレッグウォーマーの他に夏用アンダーの上に腹巻きをしてさらにその上からモンベルのジオラインを着込んでみましたが、これが暖かいし汗もこもらないしで快適この上ありませんでした。

 

ルディアックからWP3サン=ニコラ=デュ=ペルムまでは47kmで斜度は1.14%と往路では一番きついいわば難所。そしておそらくWP3がシークレットコントロールなんだろうなあと思いながら迫りくる坂道をやっつけていく。

 

途中珍しく砂が浮いた道を走っているなと思っていたら唐突に「コントロール!」と叫ぶスタッフの方が出現。あれ?もうサン=ニコラに到着した?まだ5~6kmありそうだけど・・・と思っていたらどうもかなり簡素な施設。あとから調べたらカニユエルという街で、正真正銘シークレットコントロールでした。

てっきりWPがシークレットコントロールだとお思っていたのでちょっと驚き。もうすぐサン=ニコラだしと水だけ補給して出発。ほどなくWP3に到着しました。

 

私の周りではサン=ニコラで大休憩を取る予定の人が多かったのですが、私的にはここまで仮眠を含む大休憩を引っ張るのは厳しいと感じていましたがそれは正解だった模様。とてもここまで仮眠なしは無理ですわ。

 

サン=ニコラではほぼ休憩無しで再スタート。サン=ニコラから次のPC5カレ=プレゲールまでは32km斜度0.66%とルディアック~サン=ニコラ間に比べるとかなり楽な方です。

この間の記憶は夜間だったこともありほぼありません。ただ気温は12度くらいまで下がり今回のPBPでは一番低温の時間帯でした。

 

カレへの到着は4時13分。計画より5分早くクローズまでは1時間ちょっと貯金がありました。怖いくらいに順調。カレは前回の復路で低温にやられて個体が食べられず最後の希望を託して仮眠を取ったPCです。そして仮眠所は学校の体育館なのですがコントロールなどPCの主要施設からはかなり歩かされるよい印象のないところなので、ここもそそくさと出発して町中の商店というか露店で補給を行いました。

 

カレから20kmちょっと、日本ではそろそろ東の空が白くなってくる5時50分ころ、前回のPBPで立ち寄った見覚えのある場所にたどり着きました。それがユエルゴア湖。

 

 

今回は5時50分頃通過。まだまだあたりは真っ暗

前回は6時50分ころ通過。ちょっと湖面にモヤが出ていて幻想的でした。

前回は今回よりも早い組でスタートしていたので前回比でもかなり順調だったようです。

 

最高標高地点

 

ユエルゴア湖を過ぎてD764号線に出てしばらくだらだらと登っていくとPBPの最高標高地点の電波塔を通過。前回はやたら長く感じた上りでしたが今回はもう終わったの?という印象。やはり順調すぎます。

電波塔を過ぎたあとはだらだらと続く下り坂を下っていきます。

やや朝もやがかかって幻想的な下りですが体感的にはちょっと寒いくらい。

そんな中に現れたシジュンの街。ブーランジュリーやカフェにランドヌールが次々と吸い込まれて行ってなかなかの混雑っぷり。並ぼうかなと思いましたが先行したほうが良さそうな気がして無料の水だけ補給しました。

シジュンの街から40kmほどでブレスト市内に突入。ブレストは港湾都市で軍港ということもあって急では無いもののそこそこの上りが点在しています。ほんとに横須賀に似てると思います。

PC6ブレスト到着は現地時間8月22日9時17分。予定よりも15分早くクローズまでは2時間の貯金。売店で現地のエネルギージェルを買って、30分ほど芝生でゴロリとしてから再スタートしました。

 

長くなってきたの続きは次回。