今日も○○(マルマル)な自転車生活

今日も○○(マルマル)な自転車生活

CANYON Ultimate CF9.0SLでロングライドやらポタリングやら。
基本的に山はのんびり登ります。

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今回のベストショット。AJ北海道スタッフが撮影してくれたmomさんトレイン。

背景は利尻富士。

 

8月5日の23:00過ぎにホテルにチェックイン。

荷造りは6日の朝で良いやとシャワーを浴びてベッドにバタリ。

翌朝はスッキリと目が冷めて朝食会場で

momさん

白ちょっきさん

cherryさんの4人で久々に顔合わせ。

もりもりと朝食を食べる。

 

朝食会場を見渡すと、やはりランドヌールたちがチラホラと姿を現す。

同じコースを走ったのでなんとなく顔見知りになっていてお互いの健闘を称え合う。

 

帰路は白ちょっきさんは旭川空港から、私とmomさんは新千歳空港14:00発、cherryさんは新千歳空港から遅めの便を予約していたのでバラバラになる。

 

朝食後は部屋に戻って荷造り。

チェックアウト後は滝川駅まで4人でワイワイと歩く。

自転車を発送してしまったmomさんとcherryさんは非常に身軽。

輪行袋を持っている私と白ちょっきさんは荷物が多いが、滝川駅まで5分ほどで着く。

 

白ちょっきさんは滝川駅から札幌とは反対方向の旭川へ、cherryさんは高速バスで札幌へ行ってグルメ三昧。私とmomさんは特急で札幌へ行って新千歳空港へ直行する。

 

今まで600km走った翌日というのは体の疲れとどこかしらの痛みを抱えていた。

この日は疲れはもちろんあったが体が動かしにくいような痛みはほぼ無かった。

 

600kmとなると完走後、必ずと言っていいほどお尻の擦れによる痛みに悩まされていた。

レーパンとお尻の間に生じる摩擦による擦過傷で、完走してから2日ぐらい立つと日焼けの皮がめくれるようにお尻の皮がペロンと剥がれるのが常だった。

対策としてはシャモアクリームを塗ったりすることが挙げられるが、今回は新装備を投入していた。

 

それがASSOSのCENTというビブだ。

ASSOSのラインナップの中でも一番パッドの厚みがあることが特徴。

またパッドの縫い付け方が独特で快適らしい。

今回はシャモアクリームを度々塗りながら着替えずに600km装着していたがお尻の擦過傷は300km走ったときよりも軽度だった。効果はあるように思える。

股上が浅いので男性が小用を足すのも楽。また男性器を包み込むような縫製がされているので圧迫感が少ないように感じた。

お値段は税込み4万円以上ということでおいそれとは買えないがロングライド決戦用ビブとして今後も愛用しそう。贅沢を言えばもう1枚欲しいがそれは次の茄子までは無理だな。

 

新千歳空港に到着後自転車はさっさと手荷物として預けてしまう。

自転車は大型の荷物として別口の手荷物預け場所があるので、一般の手荷物ほどの行列は無かったが、搭乗時間に余裕を持っておきたい。

 

ちなみに今回はPEKOさんの軽量輪行袋オンリーで行ってみた。ディレイラーも外さなかったし特別な緩衝材も使っていない。

普段の輪行スタイルそのままだ。

ただしライト・eTapのバッテリー・CO2ボンベは外して機内持ち込みにしないと預けられない。逆に15センチ以上の長さがある金属は機内に持ち込めないので自転車と同じ袋に放り込んでおく必要がある。

工具や空気入れは要注意だ。

羽田~新千歳では係員の方が手渡しで運んきてくれた。

新千歳~羽田でもそうなんだろうと思って、係員の方が出てくるであろうドアの近辺で張り込んでいたが

ターンテーブルで回ってきた。

往復ともに自転車は全くの無傷。ただの幸運の可能性もあるので、皆様が飛行機輪行される場合には十分に注意していただきたい。自分の場合ディレイラーハンガーの予備を持ち、eTapという基本的にポン付けすればほぼ調整無しで乗れるコンポという仕様だった。

 

ブルベ中には北海道の美味しいものを食べる余裕は少なかったが、新千歳空港には北海道グルメが揃っている。例えば

ドライブインいとうの豚丼。お昼前にもかかわらず行列ができていた。

甘辛のタレが香ばしく食べごたえがあった。

それから

鮭といくらの親子丼(ミニ)。肉と海鮮と北海道グルメを堪能した。

 

思えば初めて600kmを走った直後は手の親指の付け根がひどく痺れていて箸が持てないほどだったが最近そういった症状は出ていない。

手の痺れ対策として化粧用パフをグローブ内に仕込む「チコリンパフ」を愛用してきたが、今回は

話題のブルベ用グローブを実戦投入。手のひらの下真ん中あたり、ハニカム地の部分のパットが分厚くてよかった。使用者によって賛否両論があるグローブだったが私にはあっているようだ。

走っている最中は多少痺れてしまうが、それが長引くことがない。

グローブの他にも今回のコースにアップダウンが少なかったとか、フィッティングを受けてポジションが変わっていたとか他の要素もあるだろうが、手の痺れが長引かないのは楽だった。

 

新千歳空港から羽田行きの飛行機に乗り込む。

座席近くには幼い子どもを伴った家族連れがいて、その子が盛大に泣き出していた。

もちろん子どもは泣くのが仕事だし、それをなんとかしろ!といっても同しようもないが、これだけ近くだと流石に眠れないかなと心配になった。

結果として離陸後即値落ち、着陸のショックで起床となったので全くの杞憂だった。

 

羽田で荷物を受け取りバス乗り場でmomさんとお別れ。

そののち新横浜駅行きのバスに乗り込んで帰宅した。

 

こうして3泊4日の北海道弾丸ブルベツアーが終わった。

はじめての飛行機輪行として経験が積めたのも良かった。

可能ならばこれからも年に一度は北海道でブルベに参加したい。強くそう思った。


テーマ:

前回までのお話 その1 その2 その3 その4

 

2日目をスタートし暑さでヘロヘロになりながらも音威子府でそばを食べて復活したmomさん白ちょっきさん私の3人組。

音威子府からは4人目の適格者cherryさんも加えて4人で爆走して一気にゴール!

と思っていたら白ちょっきさん美深でDNF。

これからどーする?

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 「先を越された!!」違う「羨ましい!!」もっと違う「この先の名寄で汽車に合流だ!!」更に違う

 

 「いい加減諦めろ。な?(#^ω^)」

 「ふぁい」

 

こうなれば地獄の底ゴールまでmomさんcherryさんと一蓮托生するのみ。

一気に名寄のPC5になだれ込み補給を行う。

ここまで走ってくるとPCで顔を合わせる人は決まってくる。

この人さっきのPCでも一緒だったなとか、途中の道の駅で休んでいたなとか。

 

ちなみに道中は道の駅がちょくちょくあるので油断しなければドリンク類の補給は可能。

PC5は今回唯一のセブンイレブン。

駐車場が広くて日陰があったのでシューズまでぬいでベッタリと腰を下ろして食事を済ます。

 

この先には本コース唯一といってもいってもいいちゃんとした上り「名寄峠」が控えている。

とはいえ標高は440m。頂上はトンネルで激坂は無い。

それでも今回コースの最高地点を通るので視界は拓けていた。

斜度はこんなもん。

 

momさんcherryさんに先行してもらいお二人を視界に捉えつつ上る。

体重の差でお二人には下りで追いつけるので慌てない。

慌てないが暑さもピークでジャージの前チャック全開。

山岳ステージを走るバルデよろしくの状態だが、当然バルデほど登れるわけでもなくイケメンなわけでもない。ただジャージの前チャック全開で口からヨダレ垂らしながら走っているのが共通しているだけなわけだが。

 

名寄峠の長ーい上り基調のトンネルを抜けると待望の下り。

体重のおかげで先行しているお二人に難なく追いつける。

そして間もなくやってくるのが国内最大の人造湖朱鞠内湖。

 

途中の展望台で多くのランドヌールが休憩していたがなんとなく勢いに任せてスルー。

なので朱鞠内湖の写真がないwww

朱鞠内湖から滝川市内のゴールまでは基本的に下り。

多少のアップダウンはこの際気にしてはいけない。

 

朱鞠内湖から幌加内町まではあたり一面にそば畑が広がっている幻想的な世界。

そば畑を見せるための展望台があるほど。

幌加内町は日本最大のそばの収穫量を誇る町なだけあって名物はそば。

 

10時過ぎに音威子府でそばを食べた気もするがこの際気にしてはいけない。

幌加内でそばを食べることを目標にクランクを回す。

 

道の駅ほろかない17:00頃到達。トイレ休憩がてら隣接しているそば屋に行こうかとmomさんcherryさんにご相談。

 

 「幌加内の町にチェックしているお蕎麦屋さんがあるんです。今からなら営業時間に間に合いそうなので行ってみませんか?」

 

 「ここから何kmぐらいあるの?」

 

 「10kmくらいですね。」

 

一般的には眼の前にそば屋があるのに10km先のそば屋に向かおうかとは思わない。

だがしかし、ここにいるのは距離感が盛大に狂っているランドヌールばかり。

 

  「近い近い。行ってみよう!!」

 

よく考えてほしい。10kmは近くない。

 

いまだったらよく考えることもできるが、ブルベ中は考えられなかった。

下り基調の10kmなら20分ほどで到着できるはず。

 

難なく幌加内の中心部に入れたが町の様子がおかしい。

というか現地の人にしてみればこれがデフォなのだろうが、17:30頃で人通りが部活帰りの中学生以外ほぼない。

コープの店先で休憩していたAJ北海道代表の方に営業しているそば屋がないか聞いてみるが、ほぼ閉店しているはずだと言う。

それでもcherryさんが目をつけていたそば屋を目指して幌加内を徘徊する。

 

 「あ!ありました!あそこです!!」

 

cherryさんがチェックしていたそば屋が前方に見えてきた。

営業時間内に間に合ったはずだが・・・

 

 「よし!ちょっと見てきますよ!!」

 

先行してお店によってみるが電気が消えている・・・

 「あれ?なんでやってないの? あ・・・そういうことか」

 

お店がやっていないことが確認してお二人のところに戻る。

 「どうだった?臨時休業?」

 

 「いや定休日では無かったんですが・・・」

 

  「無かったんですが・・・?」

 

私が見たそば屋の店先にはこう書いてあった。

「夜の営業は予約制」

 

まったくもってまさかの展開である。

こうなるとなおさら幌加内でそばを食べたくなる。

 

幌加内のメインストリートをそば屋を求めて徘徊するもことごとく閉店時間過ぎ。

全くの徒労に終わってしまった。

 

失意のままPC6のある深川市に向かう。

足取りは重かったはずだが、下り基調なので割と距離は稼げるが顔にビシビシと羽虫が当たるようになってきた。

呼吸に気をつけないと羽虫を補給食にするハメになるので注意が必要だった。

 

PC6セイコーマート深川多度志店に到着して牛丼で補給。

ここの店先には殺虫灯が装備されているがそこに吸い寄せられて昇天していく虫の音がすごい。

あまり気分が良くは無いのでさっさと出発。

 

ここからゴールまでは多少のアップダウンの後に幹線道路に入ると交通量が多くなる。

とはいえ関東の交通量に比べれば少ないものなのだが今までが極少といっていい状態だったのでちょっと厄介だ。

とはいえあと30km少々と思えば大したことはなかった。

 

ゴールまであと数kmと思えば昨日からのことが走馬灯の蘇る。

 

 今は亡き白ちょっきさん。(いや亡くなってはいないwww)

 ばっきーさんとは色々な場面で遭遇して抜きつ抜かれつ。

 スタートちょっと前に初めてお会いしたcherryさんとこんなに走るとは思いもしなかった

 そして2日目になってから覚醒してしまったmomさんには引きずり倒され励まされながらゴールを目指してきた。

 

そして前夜祭でお会いした参加者の面々。

気がついたらこの2日でTwitterのフォロワーが40人も増えていた。

 

そんな万感の思いをいだきつつゴール。

 

走行距離:611.59km(幌加内での放浪含む)

獲得標高:2797m

平均移動速度:23.1kph

消費カロリー:18460カロリー(補給が追いついてないぞwww)

リア変速回数:1998回

フロント変速回数:(たったの)26回

 

これで私は今年2回目の600km完走、momさんは4年連続SR達成、cherryさんも初のSR獲得となった。

 

「まだです。」

 「えっ?」

 「今年はまだ400km走ってないのでまだSR取れてません。」

 「意外wwwでも仕上げの400kmはエントリーしてるんでしょ?」

 「狙ってた400kmのエントリーを忘れてしまってて、もう一本600km走ることになりそうです(*´ω`*)」

 

  「このうっかりさんwwwwwww」

 

cherryさんの激走はつづく。

 

BRM804走行編 完

 

 

 

 

 

 


テーマ:

前回までのお話 その1 その2 その3

 

向かい風のオロロンライン、気温5度でのナイトライドをくぐり抜けて仮眠所がある豊富町まで到達。

仮眠をとっていよいよ2日目が始まる。

 

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8月5日6:10 2日目のスタートを切った。

GARMINによれば気温は13度だがすでに日差しがきつく痛いぐらい。

 

今日も今日とて

 momさん

 白ちょっきさん

 私

の3人でローテを回しながら133km先のPC5を目指す。

 

前日は海岸線をひたすら北上してきたわけだが、この日は基本南下。

さらに内陸部なので気温は高く感じられそうだ。

そして内陸部なので補給が一層難しくなる。

 

海岸線はなんだかんだと自販機を見かけたが、この日は自販機自体を見かけない。

コンビニなんではるか先だ。

 

アップダウンもあまりなく、飽くまで平坦。

加えて日陰も少なく日光をまともに浴びてドリンクの消費も相変わらず早い。

 

 「暑い・・・死ぬ・・・自販機あったら止まってください・・・」

 

  「は~い」

 

私の声が届いたのかどうなのか定かでは無いが、お二人はピュンピュンだ。

特にmomさんは昨日最終盤の不調が嘘のようにかっ飛んでいってしまう。

いつしかローテーションは崩れてmomさんトレインと化していた。

 

ドリンクが切れかけいよいよやばいというところで自販機を発見。

ようやく一息ついたと思っていたら他のランドヌールも続々自販機に飛び入ってきた。

 

補給ができるところでは可能な限りドリンクを補給しておかねばならない。

ただしここに一つ問題がある。

 

関東にいると自販機の脇には当然のごとくペットボトルやビン・カンを回収するボックスがあるが、北海道にはまずない。持ち帰りが基本だ。

 

ペットボトルならば潰してキャップをしてサドルバックのバンジーコードなどで固定しておくが、ビン・カンの場合が厄介だ。蓋があるタイプを選んでおかないと持ち帰るのも一苦労だ。

サドルバッグにくくりつけられなければジャージの背中にでも入れるしか無い。

 

サイクルロードレースでたまに見かけるボトル運びベストに反射材つけて北海道ブルベ専用反射ベストとして売り出せば一攫千金できるのではなかろうか。

 

そんな馬鹿なことを考えながらクランクを回していくが、やはり130kmはかなりの距離だ。

とにかく総走行距離415km地点にあるという音威子府村を目指す。

 

北海道の内陸部でも音威子府はそばが有名で、皮ごと引くのでそばが黒いらしい。音威子府駅にある常盤軒は営業開始が10:00らしいのでそこを心の拠り所にする。

 

それにしても暑い。湿度が低いので関東のようなどうしようも無くノーガードで一方的にボコられる感じの暑さではない。日陰に入るだけでかなり涼しい。

しかしその日陰が無いルートは厳しい。

 

さらに9時過ぎからはお腹が空いてきた。

思えば朝食が少なかったのだろう。仮眠所でもっとガッツイておいても良かったか・・・

 

お腹ペコペコ、ドリンクの残りもわずかとなった10:15頃音威子府駅に到着。

常盤軒も営業時間だしこれで助かる。

 

駅構内は常盤軒の前に長蛇の列ができていた。

開店時間が10:30からに変更になっていてまだ開店していない。

 

それでもせっかくだしと3人で行列に並んでみた。

前の客の注文を見ていると割と小盛りのように感じたので天玉そばとかけそばを注文。

ちなみに冷たいそばはなく暖かいそばのみ。

 

濃いめの出汁となかなかに黒いそば。

天ぷらはカップそばに入っているような感じのもので出汁に浸してグズグズにしてサラサラっとかきこんだ。

 

出汁の塩気が全身に行き渡り、窮地を脱したことを実感した。

 

そばを待っている間にもランドヌールがやってくる。

そばを食べる人半分、DNFでここから輪行する人半分といったところだ。

 

 「北海道もたっぷり走ったしそばは食べられたしなんならここでDNFで良い気もしてきました。」

 

 「外の暑さはきっついし、次の汽車まで2時間あるけどDNFで良い気がしてきたwww」

 

 「おい、コラ冗談も休み休み言え」

 

  「冗談じゃないですよwwwwwwwww」

 

 「なんだと?もう一回言ってみろ?」

 

  完全に沈黙

 

冗談言っているうちになんだか本気になってしまうことってあるじゃないですか?

あれだったんですがmomさんのこのブルベに掛ける意気込みに引っ張られる感じで11:30頃音威子府をスタート。

 

すぐに音威子府のセイコーマートがありますが、ドリンク補給も終わっているのでスルー。

どうやらランドヌールが何人か休んでいるようでバイクが店先にあった。

 

 「あーーーーー!」

 

セイコーマートから飛び出してきたランドヌールが私達の後ろについた。

スタートでDi2の不調に悩まされたcherryさんだ。

 

momさんとcherryさんは面識があったようだが、私と白ちょっきさんはcherryさんとスタートでお会いしただけだ。ただこの先のことを考えてここからは4人で走ることになった。

 

4人になったからローテーションも楽になってさらにペースアップ!

という思惑はハズレ。

白ちょっきさんと私の中年初老二人組が平坦で女性陣について行けない。

 

平坦とちょっとした上りで女性陣が先行し、ちょっとした下りで男性陣が追いつく展開。

美深をすぎる頃には完全に白ちょっきさんがちぎれてしまった。

 

ルートはこの先も一本だし名寄のPCで落ち合えれば良いかとあとの3人で先行する。

 

名寄が近づいてくるが、一向に白ちょっきさんは見えてこない。

 

音威子府での白ちょっきさんの様子を思い出して嫌な予感がした。

ゴソゴソとスマホを取り出して、嫌な予感があたっていないことを期待した。

 

嫌な予感があたった。

 

つづく

 

 

 

 

 

 


テーマ:

前回までのお話 その1 その2

 

涼しい北海道でのブルベに初参加。

momさん白ちょっきさんとトレインを組んで向かい風のオロロンラインを北上して到達した宗谷岬!

しかしまだ全体の半分も走ってはいなかった。

 

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宗谷岬に到着したのは8月4日22:00頃。

通過チェックやら記念撮影やらトイレやらを済ませて宗谷岬を出発したのは22:30過ぎだった。

 

宗谷岬からは来た道を折り返して20kmほど行って声間大沼から内陸に入って仮眠所でもある豊富町のPC4を目指す。

 

宗谷岬から10kmほど行けば最北端のコンビニセイコーマートとみいそ店があるのでそこで補給をして一気に豊富町を目指すことにした。

 

順調にローテーションを回しながらセイコーマートを視界に捉えたがなにかおかしい。

セイコーマートから生気が感じられない・・・

 

  

「しまった!!セイコーマートは23:00閉店だ!!!!!!」

 

北海道を代表するコンビニであるセイコーマートは札幌市内など一部を除いて24時間営業はしていない。セブンイレブンならば24時間営業だがルート上のセブンイレブンは150km先だ。

 

思えば宗谷岬に立ち寄る前にセイコーマートを通り過ぎた時、地元北海道のランドヌール達は躊躇なく立ち寄っていった。郷に入りては郷に従えとは言うが、北海道ブルベでは地元ランドヌールに従うべきだった。

 

補給のチャンスは失われたが、3人共幸いにも若干補給食には余裕があった。

気温も13度程度なので極端に汗をかくこともない。というか汗をかかないようなペースにしておかないと汗冷えしてしまう。

 

国道40号線を南下していくが基本は平坦。

ただ夜のせいなのか平坦がやや下り基調のように見えてしまいペースが上がらない。

加えて徐々に気温が下がっていき、日付が代わる頃には10度を切った。

 

300kmが近づきmomさんが体調不良&眠気でペースが上がらなくなってきた。

トレインの先頭を牽いているときは良いのだが、トレインの後ろに下がるとペースが落ちさらにフラフラと中央線辺りまで行ってしまう。

交通量が少ないし白ちょっきさんがちょくちょく声をかけるのでトラブルは未然に避けられたが、このままでは危ない。

 

といってもコンビニはおろか休めるところもない。早く仮眠所に行ったほうが良いだろうという判断をしてmomさんには頑張ってもらう。

気温はいよいよ7度程度まで下がってきて、指切りグローブではきつい。

途中でフルフィンガーグローブに代えるが、白ちょっきさんは指切りしか持ってきていないそうで苦しそうだ。

 

仮眠所まであと10数kmというところにあった冬期間の退避シェルターにきれいなトイレと自販機があったので小休止。

トイレに暖房が入っていてここから抜けたくなくなる。

momさんはここでレインウェアなど手持ちの衣類を全部着込んでいたがこれでいくらかペースを取り戻せた。

 

仮眠所である豊富町スポーツセンターに駆け込めたのは8月5日1:30頃のことだった。

(写真は翌朝)

この時GARMINは気温5度を記録。3:00頃には3度まで下がっていたというから早く仮眠所に駆け込む判断は正解だったのだろう。

仮眠所はすでに先着したランドヌールのバイクで一杯で立てかけられるところは無かった。

仕方ないのでゴロンとアスファルトの上に寝かせて鍵をかけておいた。

サイコンやライト類は全部外して建物内に入ってまずはPC4の時間チェックを受けた。

そして命のカップ麺。暖かさと塩気が体中に充満していった。

仮眠所では主催者によってカップ麺、食パン、バナナ、魚肉ソーセージが一人一つあてがわれた。

夜はカップ麺のみを食べてあとは朝食として食べることにした。

夜のうちに着替えている人も多かったがとてもそこまでの気力がないので着替えは明朝することにした。

 

momさん白ちょっきさんとこのPCの関門時間近くとなる明朝6:00スタートを確認して仮眠所に向かう。

(翌朝の仮眠所の様子)

仮眠所と言ってもスポーツセンター内の柔道場の畳の上にごろ寝しているだけだ。

スペースに余裕はあったのであまり隣人を気にしないで横になれた。

 

レインウェア上下をサドルバッグから引っ張り出して着込んでその上からウィンドブレーカーを羽織って、その上にサバイバルシートを掛けて、スマホを5:30にアラームがなるようにセットしてイヤホンを接続しておいた。

こうしておけばアラームが鳴っても自分以外には聞こえないし、イヤホンが耳栓の役割を果たしてくれるので他の人のイビキが多少軽減される。

ただ、今まで3回600kmブルベを走ってきたがちゃんと眠れたことが無い。

体が興奮しているのか火照ってしまい寝付けなかったのだ。

今回は果たして眠れるのだろうか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

8月5日4:30 近くの参加者が準備を始めた物音で目が覚めた。

眠らないかもしれないというのは余計な心配だったようだ。

寝たのが2:00過ぎなので2時間少々しか時間は経過していないが、頭もスッキリとしていたのでどうやらしっかり眠れたようだ。

ゴソゴソと荷物をあさって下着と靴下を着替えた。ジャージとビブは着替えを持ってきていない。

サバイバルシートを畳むのはガサガサと音がしそうなので仮眠所の外で行って、朝食を食べにロビーへ戻る。

ロビーにはさほど多くない参加者がいた。どうやら4:00頃からスタートしていく人が多かったようで6:00頃まで粘る人はまばらだ。

スマホを確認するとmomさんも目覚めたようでロビーで落ち合った。

白ちょっきさんはまだ起きてこないが6:00スタートにはまだ余裕があるので問題ない。

朝食として食パンにいちごジャムをたっぷりと塗ってバナナと魚肉ソーセージを野菜ジュースで胃に押し込んだ。

昨夜体調不良の傾向が出始めたmomさんだったが朝食がしっかりと食べられているのでずいぶん回復したようだ。入浴やシャワーは浴びられなかったが、その分の時間を睡眠に充てられたのが良かったようだ。

(AJ北海道撮影)

朝食が終わる頃には白ちょっきさんも起床。

momさんが荷物を発送したいというので、近所のセイコーマートの開店に合わせて6:00ちょっと前に出発することにした。

バイクにサイコンやライト類、そしてサドルバッグを装着し直していると徐々にエンジンがかかってくるようだ。脚に疲労から来ると思われるだるさがあるが支障をきたすほどでは無さそうだ。

 

仮眠所近くのセイコーマートで荷物の発送をして6:10に2日目のスタートを切った。

 

ここまでの走行距離333km

残り275km

 

つづく


テーマ:

前回の続き

 

「ブルベの朝は早い」といつもならツイートするところだが、今回のスタート時間は8:00なので起床もブルベとしては遅めの5:30。

 

6:00にホテル前でmomさんと、ご一緒に走る予定の白ちょっきさんと待ち合わせ。

ホテル前にはその他にも参加者がいて、同じホテルには10人ほどのランドヌールが宿泊しているようだった。

 

ホテルからスタート地点の滝川ふれ愛の里までは5kmほど。

ゆっくり走っても受付時間前には着いてしまった。

温泉やRVパークが併設された施設のようだ。

 

前夜祭で顔見知りになった参加者と雑談しながら時間を潰す。

その間にもmomさんは多くの方々とご挨拶を交わしていて顔の広さに改めて驚かされた。

白ちょっきさんは白いKUOTA KHARMAを駆る。

ハンドル周りはこんな感じ。キャットアイのメーター×2にeTrex20を装備している。

 

「あ・・・・・・・・・・・・・・汗」

 

 

「ん?」

 

「ルート引いたのにeTrexに転送するの忘れた・・・・」

 

 

「まぢですかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

 

白ちょっきさんまさかの大ピンチ。

eTrex同士ならデータの転送ができるらしいがmomさんはeTrex30、白ちょっきさんはeTrex20では転送不可。結局白ちょっきさんはデータ無しで走ることになった。一緒に走ってれば問題ないし何より今回のコースのキュシートは54行しかないしなんとかなるでしょう。

 

そんなピンチをよそに受付が始まっていた。

今まで参加したブルベでは予め権利放棄書を印刷して持ってくるのが一般的だったが、今回はテーブルに置かれた参加者名簿に署名することで代替するらしい。

まるでプロのレースの出走サインのようだ。

 

通過チェックの宗谷岬では有人チェックの予定だが、何らかの理由でスタッフがいなかったときのためクイズが出されていた。そしてPCは6箇所。

 

その後はブリーフィングと車検を経てスタートとなる。

 

ブリーフィング直後に一人のランドヌーズが駆け込んできた。

momさんのお知り合いのようだ。

 

「cherryちゃんどうしたの?遅かったじゃん。」

 

cherryさんと言う方らしい

「Di2の変速が10回に1回くらいしか決まらないんです~原因が分からなくて」

 

するとmomさん車検を待つ列に向かって

「すいませーん!Di2に詳しい方いらっしゃいませんかーーー!」

 

と声をかけ始めたではないか。

どしたどしたとばかりに参加者が集まってきてあーでもないこーでもないと言い始めるがどうやらフロントバックがケーブルにあたって圧迫しすぎて接触不良を起こしていたらしい。

 

私もmomさんも白ちょっきさんもDi2には詳しくないのでcherryさんをこれ以上助けられないので車検の列に並ぶ。

参加者はざっと100人。ウェーブ式では無く一斉順次スタートである。

 

大人数なのに大丈夫かなと思ったがここは北海道心配ご無用。

スタート直後でこの道である。市街地さえ抜けてしまえば信号極小。

国道275号を北上していく。

ひまわり畑が広がる北竜町には

ひまわりの里という観光名所がある。

この頃はちょうど見頃で多くのランドヌールたちが立ち寄っていた。

ここでスタートから20kmくらい。

 

ルートに戻ってmomさん白ちょっきさんとトレインを組み始める。

 

留萌で国道232号に出るがいよいよ「稚内」の表示が出てきた。ここからはオロロンラインで、ひたすら北上して稚内まで行くのである。今日中に、できるなら日が暮れる前にだ。

 

オロロンラインを26kmほど走ってPC1セイコーマート鬼鹿店に到着

時間は11:20分頃だった。貯金は約2時間。序盤ということもあって参加者もまだまだ元気だ。

 

次のPC2までは87.2kmあるがキューシートにはこの間わずか3行しかない。

PC1→1回右折→PC2 以上であった。

PC1を出るときにmomさん白ちょっきさんと相談して3km毎に先頭交代してローテーションすることにした。

順番は私→momさん→白ちょっきさんである。向かい風は強くはないが断続的に吹いている。

 

そして海岸線特有の生かさず殺さずの絶妙なアップダウンが連続している。

苫前ベアーも有名らしい。左端の旗のたなびきを見れば向かい風具合がわかると思う。

 

「あ、ペンギンだ!ペンギンがいるよ!!」

 

「んなアホなwwww」

 

たしかにペンギンぽくは見えるが・・・・・・?

 

羽幌町のゆるキャラ・・・?なのかな??

 

それにしてもいい天気で日差しが痛い。湿度は低いが体感温度はずいぶん暑い。

そして尾根幹をスケールアップしたような断続的なアップダウン。

 

向かい風、暑さ、アップダウンのジェットストリームアタックを食らっているようだ。

 

そんな北海道の猛攻を凌ぎ切ってPC2セイコーマート天塩川口店に16:15頃到着。

ここまでの走行距離は168.3km。

ここから40km以補給地点が無いとのことで食料、飲料を多めに持っていくことにする。

 

ここのPC2で仕事絡みの電話が入ってDNFするランドヌーズがいたが無事に帰れたのだろうか?

それにしてもこんな場所から札幌まで帰らないといけないとは・・・お気の毒であった。

 

17:00をすぎると日の傾きも強くなり、風に涼しさが含まれてくる。

そんなときに利尻島が遥か彼方に見えた。

利尻島に言ったことはないが、利尻富士のおかげで一目それとわかる。

 

ここはサロベツ原野。オトンルイ風力発電所だ。

(AJ北海道撮影)

 

飽きるほどのド平坦ド直線が続く。

風は相変わらず向かい風。だが順調にローテーションができているので思ったよりも進めているし時間の経過も早い。

北緯45度のモニュメントを通過。赤道と北極の中間点を超える。

 

♪~トランク一つだけで浪漫飛行へイン・ザ・スカイ~♪

 

momさんが装備するBluetoothスピーカーから音楽が流れる。

まさに自転車に身を任せて走る今の状況にあっている歌だった。

 

♪~部屋とYシャツと私~愛するあなたのため~♪

 

次にかかってきたがこれw

 

♪~越えて~越えて~越えて~♪

 

ちょっっっっっこの歌はまずい!最近あった出来事のせいでこの歌聞くと涙腺が・・・

 

♪~流した涙はいつしか一筋の光にかわる~♪

 

涙腺決壊。泣きながら自転車乗ったの初めてだよ。

 

夕焼けが利尻富士をきれいに描き出していた。

 

稚内市域には日没までには入れた。途中こうほねの家という休憩施設で給水。

ここの自販機には真夏にもかかわらずホットが売られていた・・・ということは・・?

momさん白ちょっきさんはウィンドブレーカーを着込む。私はまだ走っていると寒くなかったのでそのままで次のPCへ向かった。

 

ノシャップ岬を掠めてPC3セイコーマートえびす店に駆け込んだのは20:30頃。

すっかり日も落ちて涼しさが増してきて、ほぼ寒いレベルに到達した。

到着したときの勢いで冷たいドリンクを買っていたのだが飲みきれなかったが、食欲は落ちていない。

体に疲れはあるが痛みはほぼない。

まだまだ行けそうだが寒さだけはどうしようもなかったのでウィンドブレーカーをここで着込んだ。

 

ここから通過チェック日本最北端の地宗谷岬までは約35km。2時間弱で着けるだろう。

PC3から25kmほど進むと日本最北端のコンビニ、セイコーマートとみいそ店が見えてくる。先行しているランドヌールが吸い込まれていくが、私達は宗谷岬からの帰りに寄ろうと考えてスルーした。

 

そしていよいよその時がやってきた。

宗谷岬よ!!!私はやってきた!!!!!

予定通り有人チェックだったのでクイズは無し。

モニュメントで記念撮影している間にキタキツネが来ていたようだが私は出会えなかった。

momさん白ちょっきさんも記念撮影を終えて名残惜しいが折り返すことにする

 

この時点までの走行距離273km。次のPC4豊富町まで60km。

 

まだ半分終わってないwwwwwwwwwwww

 

つづく。

 

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