いきなりですが「BRM1008東京400ぐるっと富士山」にエントリーしました。
昨年の定峰200に参加してから通算5回目のブルベとなります。
ちなみに4回目は「BRM1002定峰200秋」の予定ですので2週連続のブルベ参加です。
前回のブルベが300kmでしたらから400kmは未知の世界となりますが、主催となるランドヌ東京のサイトを見ますと気になる一文がありました。
”例年春先に実施していたコースを今年はシーズン最終盤に実施します。スタートから青梅までは定番のコースを走り、柳沢峠までひたすら登ります。その後甲府へ下り富士川町経由で富士川を南下します。駿河湾に抜け、沼津、三島、函南、鷹ノ巣トンネルを抜け、相模湾を右に見て葉山まで進み、国際湘南村、横浜、国道1号を経由してフィニッシュです。
コース・注意点
前半の山場柳沢峠で時間を使いすぎると後半きつくなるかもしれません。”
この柳沢峠を走った経験がなく、決して上り坂が得意とか好きとか言えない私にとって柳沢峠をどう乗り越えていくのかが完走のポイントのような気がしてきたので試走がてら走ってまいりました。
自宅からの自走では時間がかかりすぎるので奥多摩駅までバビュンと輪行。
奥多摩駅で一緒に走ってくれるしんぱちさんと合流です。
しんぱちさんはBRM1002にも参加予定ですので一緒に足慣らしといったところです。
奥多摩駅からはR411(国道411号)をひたすら走ります。
青梅街道とか大菩薩ラインとか色々別名はありますがR411です。
奥多摩駅からR411を西に向かって小河内ダムへ。
ここまででも地味に効いてくる上り坂で、しかもトンネルが頻繁に顔をだすので前後ライト点灯必須です。トンネル内は前日までの雨の影響か水が湧いている所が多くて自動車の他にも神経を使います。
小河内ダムを過ぎれば程なく山梨県丹波山村に入ります。
あっけなく山梨県に入りますが、まだまだトンネルが続きます。
上り坂も多いのですが時に斜度が緩んでくれるのでキツすぎることはありません。
「道の駅たばやま」で補給&トイレ休憩。
表示される気温よりも湿度のせいか暑く感じる日ですでにジャージは汗びっしょり。
道の駅たばやまを10:30に出発。
ここから柳沢峠までは17km平均斜度は4.7%程度。
距離は長いのですが、斜度10%を超える場面は無いはずです。
道の駅たばやまを出発して程なく甲州市に突入。
柳沢峠は甲州市にあります。
GARMINさんによるとここから柳沢峠までは約9km。
斜度はキツくないのですが、常時7~8%でゆっくりと確実に脚を削られていきますが、時々斜度が緩んでくれます。
でも長いこと緩む区間も無くすぐにまた7~8%。
平均すれば4.7%というのも納得できますが、数字ほど優しい坂とも言えません。
例えるなら都民の森で料金所から先もずっと同じ斜度といった感じでしょうか。
長い距離をダラダラ登るのが好きな人向けです。
長い長い上り坂を半ば飽き飽きしながらもようやく12:10柳沢峠の茶屋に到着。
17kmを1時間40分ほどかかってしまいました。
お昼ごはんにはちょうど良い時間だったのでとろろご飯でお腹を満たして
柳沢峠で長めの休憩を取りました。
13:00に柳沢峠を出発。ここからは20km超のダウンヒルとなります。
道幅も広めで舗装状態が良いので気持ちよく走れますし、ところどころ景色のいい所があるので一目散に下ってしまうのはもったいないかも。
途中にはωがヒュンって萎縮してしまうような橋も。
高柴大橋というそうですがもう「タマヒュン橋」としか思えません。
ダウンヒルが終わる頃には甲府盆地に突入。
ちょうどぶどう狩りのシーズンであるこの時季には果樹園には多くの人、その他のもワイナリーやらBBQやらほうとうやら美味しそうなものだらけですが、この日の私たちには目的地がありました。
それがこちら。
ラ・ペスカさん。
桃のシーズンは終わってしまいましたがぶどうのシーズン真っ盛りということで
ぶどうのクリームソーダとぶどうのサンドイッチをオーダー。
ソーダの方は味なしの炭酸水にぶどうのシャーベットと皮付きのぶどうを放り込んでいて、サンドイッチの方は三種類のぶどうを甘さ控えめ生クリームと一緒に挟み込んだもの。
どちらも皮ごといただけてぶどうの香り、食感、味を堪能できます。
残念ながら今シーズンは9月いっぱいで営業終了とのことなので来シーズンの桃の時季にぜひ再訪したいお店です。
たっぷりとぶどうを堪能した後は山梨市駅から輪行して大月~八王子で乗り換えて帰宅。
走行距離は80.98kmながら獲得標高1357mを記録。
平均速度は19.7kph最高速度58.6kphでした。
ブルベの試走を兼ねたライドでしたので本番に向けて考えることも少々ありました。
「道の駅たばやま」から柳沢峠までは自動販売機はたまにあるものの整備されたトイレは少ないので道の駅で体勢を整えたほうが良さそう、通過時間にも寄りますがダウンヒルではウィンドブレーカーを来たほうが良いでしょう。
また本番ではGARMINのEdge520JとOregon600の2台体勢を予定していますが、Oregonのルート表示は逸脱がなく非常に見やすく、520Jで斜度を表示しOregonで地図を表示していると斜度とルートが同時に確認できて楽しいです。
ですがOregonの電池の持ちは絶望的に悪いのでここぞというときのみの出番としたほうが良さそうです。
この他にも荷物のパッキングとか課題はまだありますが、定峰200で試してみてぐるっと富士山に備えようと思います。