前回の続きでございます。
醍醐林道から和田峠を抜けてラピュタ坂で撃沈した我々。
普通のライドならばここから藤野に抜けて国道20号で高尾に戻るのでしょうが、そこはHAOさんライド。まだまだ先坂は続くのであります。
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ラピュタ坂を後にした我々は上野原まで降りてきてコンビニ休憩となりました。
ところでコンビニで皆さんはどんな補給をしていますか?今回ご一緒した皆さんの様子を観察してみました。
トミィさんは
(©へるさん)
甘いもの食べない飲まない方なので補給はお水かお茶。ボトルもニオイが付くのが嫌なので使い分けているそうな。
(©へるさん)
欲望の赴くままICE BOXにコーラぶち込んで一気飲み。
このままボトルに補給するわけではないようです。
100%オレンジ果汁ジュースでビタミンを摂って疲労回復を狙いつつカロリーも摂ろうというクレバーなロングライド向け補給。
基本的に何でもいい、スポドリと炭酸飲料のちゃんぽんでもOK。というかボトルの中身が炭酸飲料ってこともある悪食野郎。
それぞれに補給内容が違って面白いもんです。
それはさておき。
休憩の後は国道20号を甲府方面に向かい途中で右折。県道30号線に入ります。
この先にある和見という集落がなかなかに良い雰囲気だとことなのでそこを目指します。
(©へるさん)
斜度はきつくは無いけど長い上りを行くと和見の七不思議伝説って看板が出てきます。
「川の音が五月蝿くて熟睡できなかったから法力で川の水を地下に潜らせるってなんて弘法大師無双状態www」
「それより山王神社ってなんか雰囲気良さそうなので寄ってみましょう」
(©へるさん)
なかなかなワインディングが続き徐々に脚がやられていきます。
(©へるさん)
そして辿り着いた和見集落。道路の舗装状態が予想以上に良いのですが、それ以外はかなり牧歌的でいい感じ。
(©へるさん)
山王神社は予想以上に荘厳な感じ。4本の巨木に囲まれた社が時代の流れを感じさせてくれます。
(©へるさん)
和見集落の突き当りまで行くとそこからは和見棚頭線という林道に入ります。
(©へるさん)
道は荒れ気味ですが石などは少なく走りやすい林道です。ただ距離はちょっと長め。
(©へるさん)
ピークから脇にそれる林道跡の風情がまた格別。
(©へるさん)
景色はさほど見えませんが、走っていて気持ちのいい林道でした。
ここからは一気に下って談合坂SAで遅めの昼食を取ることにしていました。
珍しく私が先頭でダウンヒルして談合坂SAとの分岐で後続を待ちます。
ほどなくやってきたHAOさんによると
「へるさんがパンクしたので10分ぐらいかかると思いますよ。」
しかし10分経っても20分経ってもへるさんとトミィさんがやってきません。
正直上り返すのはめんどくさい体力的にきついのですが、ここまで遅れるのはタダ事ではありません。HAOさんの後について下ってきた道を登り返します。
15分ほど走ったところでしょうか?ようやく前方からトボトボと歩いてやってくるへるさんとトミィさんが見えました。
「チューブバースト・・・交換後さらにパンク・・・もうチューブ無い・・・」
手持ちのチューブでへるさんのパンクを直してそそくさと談合坂SA向かいます。
談合坂SAは中央道にあるサービスエリアですが、一般道からも入場できるようになっています。というか最近のSA・PAではデフォの仕様のようです。
フードコートで各々食事を注文してしばしマッタリ。でもこの時点で15時過ぎてます。
そんな時にHAOさんがぼそっとつぶやきました。
「この後20号線通って大垂水峠登って行くのかったるいな・・・上野原から輪行するかな」
「ええ?僕ら輪行袋を高尾駅のロッカーに入れてきてしまいましたよ!」
こういう時のHAOさんは容赦ありません。
そんなアホな会話をしながら談合坂SAをあとに県道30号線から国道20号に戻って上野原駅との交差点までやって来ました。
ここで一合戦勃発しそうでしたが、そそくさと上野原駅方面に離脱した私とHAOさんは予定通り上野原駅から輪行。運良く急行が来たので八王子まではあっという間でした。
久々に林道をたっぷりと堪能できたこの日は108.78kmを16.8kphで走破。
獲得標高は2047m消費カロリーは2962calでした。
真夏のライドで街中を抜けるまでに使う体力を考えると輪行で目的地の最寄駅まで行って美味しいところだけ走ってまた輪行で帰るのは非常に合理的な形のように思えます。
加えて今回は天候にも恵まれ厳しい日差しが長続きすることもなかったので、快適に走れました。それでも大汗かきの私は体中から汁を吹き出していましたが。
ご一緒して頂いたお三方、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。