前のブログの中でもチラッと話が出ましたが、オレが入院中、同じ病院に入居者が運ばれて来ました。
一昨日、仕事復帰した際に分かったんですが、、、。
元々、1ヶ月前位から食事が摂れなくなってしまっており、施設の主治医からは「覚悟しておいた方が良いでしょう。」と家族に対して説明がありました。
状況的には「ターミナル」で後は家族が書類に印を押せば、その時点でスタートでした。
しかし、家族は押さなかった。
たぶん、「ターミナル」である事の現実が受け入れられなかったのでは?と思っています。
食事が摂れない為、栄養摂取のメインは当然「点滴」になります。
ここから少し迷走した模様です。
詳しい話は分からないですが(おかしな話ですが、上と家族の間で頻繁に話し合いの場を持っていた模様なんですが、そのおおまかな説明さえも職員にされていなかった。家族にしてみれば、一般職員も家族の意向を知っているはずという前提の上で職員に話を振ってくるが、当然分からない)、どうも家族の意志が統一されてなかった。
ここで考えられるケースは2つ。
書類に印は押してませんが、「最後まで施設でお願いします。」
と
「医療施設に転院してしかるべき医療を受ける。」
点滴を何日を行っていれば、必然的にルートが取れ難くなってくる。ルートが取れないと点滴出来ない。
その事を診療所から言われると今度は家族が我慢出来なくなる。だから、後者の意志が出てくる。
オレもオヤジの看取りで経験あるんですが、最初は良いんだ。最初はね。
だって、気が張ってるから。
でも、時間が経つに連れて、不安だけが増していく。
でも、それは「最愛の家族を想う心」があってこそやねんけどね(補足しておきますが、その気持ちが無いからと言って、他の方たちを否定している訳ではありません)。
で、すったもんだがあった模様で、最後に医療機関へ搬送となったみたいです。
ただ、状況が「肺炎」で酸素を10から15リットル吸入してる状態。
この時点でかなり施設での再度受け入れは厳しい。
もし、病状が改善し施設に戻れる様になったとしても「胃ろう造設」が条件(病院側からの提案)となったみたいです。
胃ろうを造設すれば、栄養補給に関しては間違いない。
胃ろう造設、栄養状態安定。でも、もし今の状態が「天命」であるとしたら、ターミナルの状態での受け入れと言う事もあり得る訳ですよね。
たぶん、今までやって来たターミナルケアの中で一番気を遣う部類になるんじゃないかなって思います。
現場は「受け入れ」と言うのはまず間違い無い。
でも、家族の意思統一をきちんと図ってくれないと苦しむのは入居者ご本人だけで無く、現場も苦しむ。
どうすんの、施設長?今が正念場やよ。