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馬地紋の釜で信長ゆかりの茶の湯を点てる

 
 天正九年(1581年)2月28日は正親町天皇が招待されて、京都御馬揃え(おうまぞろえ)が行われた日。
 御馬揃えとは軍事パレードのことで、信長の家臣だけでなく、公家も参加OK だったため、かなり大規模なものだったらしい。

 織田信長は午年6月に生まれ、午年6月に亡くなった。(当時のユリウス暦による)
 また無類の馬🐎好きで、自らの馬を100頭以上持っていた馬マニアであることを岐阜ゆかりの茶人をテーマとした講座で知った。

馬🐎の絵の描かれた水指に菱馬水指という物がある。(スケッチ参照)
 水指の側面の大きな団扇型の中に2頭の馬が表に、1頭の馬が裏に描かれている。
 2月の初午、3月の門出、5月
の端午の節句で使われる。

 数ヶ月前、茶釜を探していた時、京都の古道具店で菱馬水指と同じような馬の絵が描かれた風炉釜を見つけた。
 釜の紋様は山水、花鳥、人物画が多く、馬はまず見かけない。どうしようかと思ったが、馬は縁起の良い動物であり、釜の形も使いやすそうだったので買うことにした。

 信長が馬に不思議な縁があることを知ったが、私が偶然、馬地紋の釜を見つけて購入したのも何かの縁かも知れない。

 この釜を岐阜城のある金華山麓の信長公居館跡や城下町の茶室に運び、お茶を点てながら、信長や岐阜ゆかりの茶人を偲びたいものである。

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