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椿や梅の香を聴きながら薄茶を喫す

 樹齢130年の庭の梅に今年もたくさんの蕾が付いた。

 まもなく蒼い空に、一輪また一輪と明かりが灯るように花が咲きはじめると、うぐいすやメジロが花の蜜をついばみにやって来る。

 子どもの頃(昭和30年代)、縁側は遊び場だった。夏には庭のいちじくの木に登って、籠🧺いっぱいのいちじくを取り、そのまま縁側に座って食べた。そして秋には柿を。

 近所の知り合いが気軽に立ち寄って、縁側でお茶を呑みながら、世間話をしていた・・・。

 茶室の障子を開けると、将来、早春の茶室に彩りを添えようと植えた枝垂れ梅の若木が見える。
 やがて茶室に梅の香を運んでくれるだろう。それまではと控えめな甘さが薫る椿を茶菓子に添えてみる。
 
 離れはリフォームしたばかりで、その際炉を切り、床の間と水屋を設え茶室としたが、かつて縁側に座っていちじくや柿を食べながら世間話を楽しんだように、梅を眺め、梅の香りを聴きながら、気軽に会食したり、アフタヌーンティー☕️や抹茶🍵を味わう空間にしたいと思っている。

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