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電子レンジや食洗機が使える金継ぎ

 昨今、金継ぎがブームになっている。本格的な金継ぎは、本漆を使って壊れた陶磁器を接着し、繕った部分に金銀粉等を施すもの。

 高価な材料や熟練した技術が必要な上、漆はかぶれ易く乾燥に日数を要するため、美術品や茶道具を繕えるようになるには、長年月を要するが、たとえ普段使いの食器や五客、六客と揃った組み食器を修理しても電子レンジや食洗機は使えない。

 ところが最近、電子レンジや食洗機が使える金継ぎがあることを知った。

 接着にタイトボンドⅢという木工用ボンド、補修部分の装飾にゴールドペイントというアクリル系塗料を用いて、オープンで35分間焼成すれば普通の食器として使えるようになり、電子レンジや食洗機も使えるというもの。もちろん材料は口にしても安全なお墨付きの付いたものである。



 早速、捨てられずに棚にしまってあった抹茶碗と徳利、カレー皿にこの金継ぎを施し、再び使えるようになった。

 見映えは本格的な金継ぎのように芸術的にはならないが、長年使ってきたお気に入りの湯呑みやコーヒーカップが欠けても使えるようになるし、枚数の揃った皿を捨てずに済むため、大いに価値がある技法であると言える。

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