7月6日(土)
昨日、今日と4,5日前の天気予報では雨模様、となっていたように記憶するが、なんのなんの、雲一つない青空で、暑い暑い猛暑日である。 ギンギラお日様を見ただけで夏負けしそう。
今日は私が入居している R有料老人ホームが38周年を迎えた(正式には7月1日)。
ということで 「オープン祭」のイベントがあった。
創立が1985年? 私がまだ40代半ばかな、さすがに、その頃は老人ホームに居るだの入るだのと想像だにしていなかったな。 母親業で頭いっぱいの頃、そうか、その頃にこのハイツはできたのか。
建設までに近隣住民の反対運動があったそうだ。 みすぼらしい、薄汚い老人がうろうろしては、地域の環境が悪くなる、みたいなことだったとか。
建ったのは、9階建てと、7階建ての2棟のマンション。 当時は入居金も高くて、結構お金持ちの、それも60代が多い、はつらつとした人たちが多かったそうだ。
住民への配慮みたいなものか、経営者は、せいぜいおしゃれをして、お化粧もしてお出かけなさいよ、なんて言ったとか。
夕食で食堂に来る時は」、上着を着て、いわゆるディナーの服装でとか。 ちょうど今、別の件もあって古い写真などてんじしているのだが、確かに 皆さん
小奇麗で、ソシァルダンスの会だの、海外旅行の集まりだの、現在の私なら、引いてしまいそうな写真がたくさんある。 その後社会の変化や、ハイツの建物も古くなって入居金の大幅値下げがあったとか。 なんとなくの口伝えのはなしだけど。
今日は午前中「オルテンシア」 というピアノとサックスとソプラノ という組み合わせのプロの演奏家が、イタリア歌曲や童謡、ショパンのピアノ曲など耳馴染みの良い曲や歌の演奏を披露してくださった。
昼食は 「オープン祭弁当」で食堂職員の方が 「天ぷら、う巻、鱧のゆびき、サーモンの錦糸巻き 等など」 手作りでごちそうお弁当をいただいた。
私はAさんと私の部屋でおしゃべりしながら食べた。 もっと大勢でとも思ったが、何しろ私の部屋は昭和レトロの小部屋で、大勢はちょっと、で、いつものBさんが所用でおられないので、Aさんと二人になった。
午後からは、これも毎年恒例の、カラオケ部の発表会を兼ねたカラオケ大会。 80代90代の爺ちゃん婆ちゃんの歌は 歌そのものが上手とはいかないが、○○さんが、××さんが という
唄う人の姿というか、気持ちが楽しみなひとときだった。