9月4日(金)
まことに尾籠な話しながら、私の失敗談を一つ。
女性の便秘症は多いが、私も若い時から悩まされていて、いろんなメーカーの便秘薬を試して飲んでいる。ここ10年くらいでは「武田の漢方便秘薬」 が気に入って愛用した。自然な排便が促されるようで急に慌てるような事態になったことはなかった。
それが製造停止だか売り切れだかで、店頭からしばらく消えた。
仕方なく漢方便秘薬 「七ふく」に変えた。 この七ふくというのは 昔、鼻くそ丸めて黒仁丹 という替え歌みたいなのがあったが全くそんな感じの丸薬。 小粒の生薬だ。
1回の服用量が15~30錠という大雑把な数字だ。
少々のみ間違えても大したことにはならぬ、という事だと試行錯誤の結果、私流飲み方を編み出した。 (なかなか便利)
就寝前に11歳以上15歳未満の10~20錠に、朝の便意を見て(発売元の指示は、日に2回服用)5歳以上7歳未満の5~10錠(たいていは5条) という飲み方で順調な排せつにたどり着いた。
ところがある日、寝る前の量を数え間違えたか、2度飲んだか明け方すぎやんわりだが便意に起こされ、そこからが老人の排便の留意点というか、薬が漢方だけに下痢などにはならぬが、半失禁状態、終わったと思ったら軟便が漏れ出てくる。
肛門の筋肉の収縮力の低下なのか、自分の意思で止められぬ。
そこいらにぶちまけるほどには至らなかったが、下着やズボンを汚してしまった。
私は身体不自由者で、二本足でしっかり立てぬ。
ちょっとのことだが始末ができない。
職員さんを呼べば助けてくださるだろうが、ことが事、時間的なこともあって、まあそれ以上にはひどいことにもならず、とりあえずよごれものの始末をし終えた。
軽い失禁状態は続いていたので、尿漏れパットや大量のティッシュで一時しのぎ、10時になり、事務室も業務を始めたので、恥を忍んで「かくかくしかじか」 これが止まるまでパンツ型紙おむつで代用したいとお願いしたが、パンツは無理で、代わりに当て型の紙おむつを2組もらえて、用心のためつけていた。
おかげさまでこの騒動はこれで終わった。足の不自由がなければうまくできただろうが、老人というのはあちこちガタガタしてるものな。 たかが漢方便秘薬って侮るまいよ。