3月31日(日)

今日はキリスト教会では春の一大イベント、大切な日「復活祭」(イースター)である

復活祭は、移動祝日 というのか毎年日にちが違う

「春分の後の最初の満月の次の日曜日」 となっている。 今年は今日、3月31日で、早い方の日にちだと思う。

イエスキリストが十字架のかけられ死んだ後、3日後に復活したことを祝い、追想する行事だ

何でも、商業ベースに乗せて、騒いだり、楽しんだり、購買欲を高めるのが上手な日本にしては、復活祭は、意外と地味だなといつも思う

「復活」 というのは宗教レベルでないとなかなか理解も、納得もしにくいからだろうか。

 

いつもの通りあさの礼拝の後、お祝いの思いを込めて 「愛餐会」 を据える。

3週間前に、係の方から、すすきさん、落語 してくれる? と言われた。

足腰よろけてる私は、お料理も、飾りつけも、お掃除も、さっぱり奉仕のできない人である

その私に、残されてるのは「口」である。 喋ることは、まぁ、比較的自由にできる。

落語のいいところは、特別にこだわらなければ、準備は何もいらない

イケージ的には、器楽の演奏とか、賛美の歌とかが似合うのだけど、手っ取り早く、私のおしゃべりがお役に立てるのなら、まいいか、と「簡単なので、よかったらいいよ」。 と答えた。

 

カルチャー講座の落語を辞めたのは5年前。不思議に全部忘れてしまってはいないものだ。

白内障の手術を入れたことで、ちょっとバタバタしたが、この程度ならと

皆知ってて、かんたんな 「平林」 を選んだ。 なんとなくの流れで演じ切ってしまえそう。

着物着替えは、面倒なので、はおりを洋服の上から羽織って、許してもらうことに。

 

ところどころ間違えたけど、あんまりわからない程度に終わった。

演者に対するねぎらいだろうが、普段お話をしない方からも「楽しかった、おもしろかった」

と声をかけていただき、クリスマスと続けてながら、少しでも笑っていただけたら、癒しのひと時を感じていただけたら、ここの所、ちょっとブルーな私にとっても、何よりの癒しになった。