8月2日(日)

教会の帰りオアシスに寄って買いものをしたが、お腹がすいた状態で食料品を買うと、ついつい買いすぎてしまう。作るのが面倒だから昼食用にお寿司を買ったのはいいが、、量的におオーバーなのに「お肉屋さんのコロッケ」 1個 130円を買って、食べてしまった。苦しい!

 

数日前に 西加奈子著 「さくら」 を読み終えていた。「さらば}を読んで久しぶり。「さらば」は読みごたえのあるものだったがあまり覚えていない。ということで、特に 西加奈子ファンにはならなかった。 のだと思う。 読む本が無くなって駅前の本屋さんで適当に買った。

「さくら」 は、青春ファミリー物語って感じだった。

父も母もリベラルで個性的。 スーパーヒーローのお兄ちゃん 一(はじめ)と スーパー美貌の持ち主で性格の激しい 妹のミキ そして語り主、次男の薫 (僕) それに題名にもなった 犬のさくら (大切な守り神、) が長谷川家の構成。   前半はとても和やかで、キラキラした家族物語が展開する。

妹の誕生を喜ぶ兄弟も、なぜ子供ができるかを説明する両親の話もなかなかよかった。

西さんの書くものは比喩が多い。 それがとても上手ですごいな、と思う処もあるが、ちょっとひっかかってしまう、というか余分だな、と思う処もある。  個人の好みかな。

物語は後半になってお兄ちゃんが交通事故に遭い、下半身損傷麻痺、顔の半分が損傷(ぐちゃぐちゃ)のじょうたいになり、一家の悲劇、混乱が始まる。

お兄ちゃんは 「神様の投げる悪送球が打てなくなった」 という。今まで絶好球ばかり投げてくれた神様だったが。 この表現は、理屈は置いといて、面白い。

 お兄ちゃんはギブアップの言葉を残して自殺した。 その悲劇から、犬にも助けられ家族は再生していくのだが、ここにどうしても私の気に入らないエピソードがある。

ミキがお兄ちゃんの彼女(矢嶋さん)からきた手紙を3年間にわたってぬきとり隠していた。

ミキはお兄ちゃんが大好きで好きすぎて・・・・・・ということだが、どうも納得がいかない。

小説家は、登場人物をどのようにでも動かせる。 生かそうと、殺そうと。 でも、このエピソードはどうも後味が悪い。 その手紙の入ったミキのランドセルをお父さんは捨てるにだが。

手紙の存在があればお兄ちゃんは死ななかったのでは。

お兄ちゃんへの愛、あこがれを倒錯のごとき行為にすることはやっぱり私は反対だな。