闇夜の稲荷

 

 これは私が初めて書いた脚本です。今回ブログに乗せるために改めて読み直して手を入れました。清之進と政については、またいつか続編を書けるといいなと密かに思っています。基本も何もわからず手探りで不安だらけでしたが、でも書きながらとてもわくわくしたのを覚えています。私の原点とも言えるお話です。

 

あらすじ

 夜の稲荷神社の前で一人の男が襲われた。それを助けた政は、襲われたのが昔馴染みの喜八と知って驚く。共に喜八を助けた通りがかりの清之進と一緒に、喜八が襲われたわけを探り出そうとするのだが…。