テクテクと歩いて来たのは
折上稲荷神社です。



ここは伏見稲荷大社の神様が降臨した時に同時に降臨された稲荷神で、伏見稲荷大社とは山を超えて一直線上に並んでいます。

孝明天皇から、側に仕える女官のために祈祷をすることを命じられ、見事御利益があったとの事で信仰されていたそうです。
孝明天皇は「これからも女官達を見守ってね♪」っと、「長命箸」を奉納されたとの事。

孝明天皇の女官の話から、「働く女性の守り神」と信仰されていた折上稲荷は、モルガンお雪も信仰したという事で、縁の鳥居等が残っていました。(うえの写真、右側の鳥居。アメリカとの関係の配慮から「稲吉」という名前でお雪の名が彫られているそうです)



働く女性として、一生懸命お祈りさせていただきましたニコニコ
座ると御利益がある石などあったので、じっくり坐る。



約1500前からある稲荷塚(稲荷の前は田の神信仰の場所だったらしい)の周りに囲むように小さな社や御利益のある木などが有りましたので、グルッと周りながら参拝して、お祈りしました♪



宝クジに御利益があるとか♪




「健康な脳、ストレスを溜めない脳、前向きな脳、商売の閃きの脳をこのコブを撫でて頂いてください」
記憶力良くなりたいな!っと、撫で回しときました。


三九郎稲荷神社
人間が生きる上での三苦労(人間関係・健康・お金)を取り除いてくれる福神様。
「人間関係が良好でストレスが溜まらず健康でお金に縁がありますように」
だそう。




静かで小さい神社でしたが、チラホラ観光っぽい参拝者も居ました。(しかし、なぜか皆男性でした(^O^;))










再びテクテク歩いて、花山稲荷神社へ。


ここは、かつて三条小鍛冶宗近が、当地の埴土で「ふいご」を築き、花山大神の御神助により一世一代の名剣「小狐丸」を鍛えたといわれていて、「みかん」を入れる「お火焚き」こと、「ふいご祭」が有名です♪火串をふいご型に積んで火をつけるのですってー。

絵馬.刀剣乱舞の小狐丸の絵を描いたものが多かったですw痛絵馬っていうんですねー。皆さん上手くてビックリ♪ゲームの影響で参拝客が増えたらしいですイヒ


神主さんに、「ブームですねー」と言ったら、「恐ろしいことです…。」っとなんとも言えない感じで答えてくれました(^O^;)
京都府内でもごまんとある「小鍛冶宗近が小狐丸を打ったところ」っという話のある場所の中でもアクセスが微妙に悪そうな場所にあるのに結構ファンの方が来られているのですね…。

「ふいご祭」も、最近は「みかん」ばかりが有名になって…。っと嘆いていましたが、「ふいご」も有名になるかもですね♪今年はもう終わってしまいましたが(*_*;




稲荷神が来る前から祀られていた「達光宮」は鍛冶の神、天目一筒大神を祀っています♪

三条小鍛冶宗近が信仰して名剣「小狐丸」を得たのはこの神様の御神徳であると言われているそうですウインク



ここの近く山科周辺にはタタラ史跡が多く、花山稲荷神社の稲荷塚はその製鉄の一族の長だったのではないか?!っとHPにありました。

御塚(磐境)

病気を治してくれる御利益があるそうですよニコニコ

山科ということで、四十七士の大石良雄(大石内蔵助)ゆかりの石が残されていましたニコニコ

大石良雄が断食をして沈思黙考したという断食石。

もっと大きくて10帖ほども合ったらしいですが、明治のころ破壊されてしまったらしいです。


血判石

神前で敵討ちの同志の心底を試すためこの石の上で血判をさせたという、血判石です。これは社殿の前、籬のなかにあります♪




社殿の扁額は、文字の中に動物が隠されていますニコニコ
見つけられますか?

ハト、ベビ、亀がいます。


社殿の後ろには大石良雄の寄進した鳥居も立てかけられていますおねがい




なんだか神主さん的には大石押しみたいで、大石内蔵助ゆかりのモノのほうが力入れて説明をしてくれた気がします(^_^;)

 

 

ここからバスで山越えしました~。