心の壁ができたきっかけ

 

 FC2ブログの方で書いたこと以外にも、彼とは「ムリかも…」と思ったことがありました。

 

 LGBTQIAは少数派とされていますが、その中でもさらに細かく区分もあれば、内輪での差別もありますし、同族嫌悪のようなものもあります。

 

 たとえば、同じLGBTの括りにいても、

 

「オネエ(言葉で話す)ゲイは苦手」

 

「ニューハーフとかおかまの類は苦手」

 

というゲイ男性もいるんです。

 

 私が一時期結婚を前提にお付き合いしていたゲイ男性がそういう人で、私には「血のつながらない姉妹」と言い切れるくらい大好きで親しくしていたニューハーフさんやオネエのお友達がいたので、なんとか歩み寄りが出来ないものかと、私が姉と慕うオネエさまに会っていただこうと一緒にお店に飲みに行くことを提案してみても、

 

「風邪ひいたみたいで、具合悪いから部屋に戻ってもう寝るから、行くならひとりで行って」

 

と拒否られました。

 

 さっきまであれだけ元気に私の話もろくに聞かずに気持ちよく自分語りしていたのに、

 

「北海道にいた頃から仲良くしてくれているオネエさまが働いている東京のニューハーフのお店があるので、よかったら一緒に飲みに行きませんか?」

 

とお誘いした途端に彼は具合が悪いと言い出したんです。

 

 ゲイである彼の方に心の壁があったので、私はあきらめてひとりで飲みに行きました。

 

 どうしてもオネエさまたちと縁を切ることの出来なかった私の方にも、彼に対して心の壁ができてしまいました。

 結局、大切なお友達と縁切りするくらいなら彼と別れる方を選ぶ!と私は決めました。

 

 当時は、偽装結婚というより契約結婚のような感じで家族になることを考えてはいたけれども、LGBTも一枚岩ではなくて「多様性」のるつぼそのものだから、お互いの交友関係も折り合いつけていけなかったら一緒にいるのはムリなんですよね汗

 

 性被害の後遺症で男性とのノーマルセックスは実際に吐くくらい苦痛ではあったけど、自分の家族は欲しいという気持ちはあったから、選択肢としてはセックスしなくても良いゲイ男性との結婚というのが私的にはベストだったんですけどね。

 

 もう卵巣がんで内生殖器全部切除してしまったから、人工授精で子供を産むとかいうのも出来ないから、今後は子供欲しいし世間体も保ちたいというゲイ男性との契約結婚はないなぁ(苦笑)

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