フィリピンで沖で地震!
下記地域の海岸や海岸付近の河川近くにいる人は逃げて下さい!
<津波注意報> 千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県東部、宮古島・八重山地方
津波注意報を発表した12月2日(土)23時37分頃にフィリピン付近で発生したM7.7の地震により、12月2日(土)23時56分に千葉県内房など太平洋沿岸に津波注意報が発表されました。 海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人は海から上がって、ただちに海岸から離れてください。
【12/3日朝の追記】
海外で起きた地震の影響による日本での津波は時間がたってから大きな津波がやってくることがあります。避難注意報が出ている地域の方々は、引き続き警戒や念のための避難をしておいて下さい。
私は、東日本大震災の津波で親戚や身内同然の付き合いをしてきた母の友人たちをたくさん亡くしました。みんな大切な人たちでした。
1960年のチリ地震津波から走って裏山に登ってギリギリのところで逃げ延びた南三陸町のおばちゃんも人生二度目の大津波であった東日本大震災の津波で流され亡くなりました。高齢で足も悪くなっており避難をあきらめたのです。
地震発生の15分ほど前まで母はおばちゃんと電話で話していました。
その最期の電話の時、何かを察知していたかのように、
「わしはもう年だし足も悪くて昔の(チリ地震津波の時の)ように走って山を登ることはもうできないから今度津波が来たら逃げないで家の二階にいようと思う。ダメでも家の中にいたら遺体は流されずに済むかもしれないから」
とおばちゃんは話していたそうです。
その直後に北海道でも今まで感じたことのないような横揺れの長い地震があり短時間で津波が押し寄せてきておばちゃんは家ごと流されてしまいました
そして、南三陸町から海に流され、後におばちゃんが発見されたのは仙台でした。
チリ地震津波の時には私は生まれていませんでしたが、一度は避難したのに学校へ大事な書類を取りに戻った先生が書類を抱えて戻ってきたのが見えたところで、おばちゃんのすぐ後ろで津波にのまれて流されていくのを見たというまさしく九死に一生を得たおばちゃんの話しを聞いていたので幼少期から私は津波は怖いものと感じていました。
どうか、すぐには走って逃げられない体の不自由な方や、病気の方、妊娠中の方、それとその家族を連れて逃げなければならない家族や身内の方々は念のため避難所や高いところに住んでいる親戚や友人知人のところへ避難しておいて下さい。
何かあってからでは間に合わないし、取り返しのつかないことになります!
どうか、無事でいて下さい。
※東日本大震災の津波の時も思ったのだけど、どうして、日本はらせん式スロープの設置をしないのでしょう?膝が悪くて階段昇れない人、車椅子の人も、らせん式スロープが近隣の高い建物にあれば自力避難をあきらめずに済むかもしれないのに……
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【12月4日追記】津波注意報全解除。今のところ、日本国内では人的被害は出ていないとのことなので一安心。