昨日、3月11日の地震の後にきた大津波で流されてしまった南三陸町のおばちゃん(母の伯母)の遺体がみつかりました。

海流に乗って南へと流され、遠く離れた仙台の浜辺に漂着し、14日に回収されて遺体安置されていたそうです。

どこの遺体安置所に回収されているかどころか、発見されているか否かもわからなかったので、捜して、捜して・・・三週間経ってやっとみつけて・・・

みつかってよかった!

生存は絶望的だったけど、せめてご遺体だけは・・・と宮城の無事だった親戚はずっと捜していたんです。

今回津波被災された人たちのご遺体は、棺桶なんぞなく、裸でビニール袋かけられただけの状態で安置されており、遺体確認しに行った家族はそれを見て更にショックを受けています。

古タオル、古タオルケット、古毛布でもいいから、まだ遺体安置所に素っ裸のまま安置され、家族の迎えを待っているご遺体に、せめて一枚かけてあげたいです(T_T)

まだ寒い東北で、

「寒いよ・・・ひゃっこいよ(冷たいよ)」

と凍えているのは、生き残った人だけじゃなく、被災してご遺体になった人たちもなわけで、おばちゃんは発見された朝方に、母の夢枕に立って、

「寒い、寒い、ひゃっこいよぉ~」

と言いました。

冷たい海の中じゃなく、寒い遺体安置所で物のようにビニールかけられた状態で素っ裸のまま人目にさらされつづけていた遺体になったおばちゃんは「寒い」と訴えていたんです。

死んでも人としての尊厳を守ることは、この災害の非常時には難しいことかもしれない。

だけど・・・どうにかして、ご遺体に使い古しのバスタオルや古毛布の一枚でもかけてあげられないものでしょうか?

どうか被災地の遺体安置所にこれから行方不明の身内を捜しに行く家族のショックを少しでも和らげてあげて下さい!

まだまだ、身元不明のご遺体が遺体安置所には素っ裸のままで安置されています。

今からでも、ご遺体に対するご配慮を、どうか、どうか、お願いします!!

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