先日ヤフオクで発見した特別仕様車「ブラックセリカ」
それとは異なるもう一種類の「ブラックセリカ」
セリカの先輩aochanさんブログより
カタログ自体もレアな一品だと思います。
このセリカは東京カローラ専売だったとのことですが、現在ネット上でもほとんど得られる情報はありません。
いつ?何台作られたのか?何台販売されたのか?色々と謎が多いモデルです。
今回2つを区別するため、後者のセリカを「202東京」と記載します。(202はブラックのカラーコードですが、紛らわしいことに6代目セリカにST202が存在するので)
今回、コロナクーペ のN先輩からとても興味深いサイトを紹介していただきました。
これはすごい!今までパーツリストの書籍で番号を調べていたのですが、タッチして様々な情報を知ることができるなんて!マニアックな調べ物に重宝しそうです。
そこで手始めに、セリカのサイドに貼られている「2.0TWINCAM16」について見てみました。
(マイナーチェンジ後のデータ)
パーツナンバー76098をクリックすると…
ボディカラーによってステッカーの色が違い、ここでは5つの部品がヒットしました。
1番上のブラックセリカ202が、さきほど触れた「202東京」に該当すると思われます。
ステッカーの色はグレー。88年6月〜89年1月までの生産。
1番下のブラックセリカはステッカーの色がゴールド。89年1月〜89年8月までの生産。
このことから、東京カローラ限定車が88年6月から登場し、89年1月に特別仕様のブラックセリカが発売されることになったために終了したと予想されます。これであればリヤワイパーがウインドウに対して垂直になった時期とも合います。
こうなるともしかすると生産期間がより短い「202東京」のレア度はブラックセリカ以上なのかもしれません。
さて、ブラックセリカ以外の部分に目を向けると
カラーコード23E:シルバリィムーントーニングのステッカーはブラック。
カラーコード040:スーパーホワイトⅡ
カラーコード3E5:スーパーレッドⅡ
カラーコード3H4:レッドマイカ
カラーコード8E4:.ブラッキッシュブルーマイカ
この4色はグレー(202東京と同じ?)
87年8月〜89年8月まで。これはマイナーチェンジ後のすべての時期ということになります。
カラーコード168:グレーM
カラーコード8D7:ブルーメタリック
この2色はホワイト。
87年8月〜89年8月まで。これも上の4色と同じくマイナーチェンジ後のすべての時期ということになります。
ここで違和感があります。
しれっと書いてありますが8D7:ブルーメタリックは87年8月のマイナーチェンジ後、日本市場から消滅しましたが、海外向けに生産は続いていたのかも…謎。
正直ボディカラーによってステッカーの色が違うのは全然意識していませんでした。
ステッカーだけでこんなに興味深いなんて!
他のパーツについても今後新発見があるかもしれません。
これはマニアにとっては妄想が膨らむ危険な?サイトです(笑)