ST162C セリカコンバーチブルの製造を担当していたアメリカンサンルーフコーポレーション(現アメリカンスペシャリティカーズ)について詳しく知りたいと思っていると、海外版TOYOTAセリカのWikipediaを発見。
しかも日本版セリカWikipediaより情報量が多い!
翻訳ソフトを駆使して懸命に読み込んでみました。
たくさん気になる情報があったのですが、今回はまず4代目以降のセリカ販売台数について。
1985年以降2006年まで。
北米市場とヨーロッパ大陸向け。
(ヨーロッパの記録は1997年以降)
4代目T16:394,811
5代目T18:209,695
6代目T20:100,726+21,182
7代目T23:137,707+62,252
ここで比較データとして、以前調べた
歴代セリカの国内登録台数(初代以外)
初代:411,815台(生産台数)
2代目:137,165
3代目:151,297
4代目:39,992
5代目:74,115
6代目:89,810
7代目:27,013
世界はひろいなぁ…日本よりもかなり売れていました。
海外ではT16系はヒット作と呼んでいいくらいの売れ行きではないでしょうか?やはり日本のT16系セリカの登録台数が4万台以下だとしたら少なすぎる印象です。
それにしてもアメリカ市場のT18で半減、T20でもさらに減少、T23でやや盛り返しという数字は日本市場とは相違があります。
日本では4→5→6代目と台数増加(このWikipedia情報が信用できるかは怪しいですが)で推移。
アメリカで86年だけで10万台以上売れたというのはすごい。日本での発売が85年8月以降という事を考えると85年もごく短い期間で8万台以上売れています。初動の売れ行きがかなり好調だったようです。
もしかするとセリカがIMSA GTOクラスに参戦したことも好影響だったのかも?
あとT23系ですが、ヨーロッパではT20系の3倍ほど売れたということにびっくり。
軽量コンパクトなクルマのニーズが高かったのでしょうか?
アメリカでは最終年度06年にたったの9台しか売れてないのも逆に少なすぎて異常ですが。一桁しか売れないとは一体何があったというのか?
日本ではこの頃にはミニバン(SUV?)ブームで2ドアクーペ需要が減ったこと、3S-GTEターボエンジンのラインナップが消滅した事などでかなりの減少傾向になっていったと思われます。
海外のWikipediaを記入してくれたセリカ愛好家は日本人よりもかなりマニアックなようです。
日本人セリカオーナーとして海外勢愛好家に負けていられない気がしました。
くやしいことにまだまだ知らない事が多いのでさらに探究していきたいと思います。