第376話
こんばんは
菊水千鳳です
再び、京都の神社仏閣巡りに戻ります。
今回は《伏見稲荷大社》での体験をご紹介します。
去年の9月が初参拝で、その後 今年の2月に2度目の参拝となりました。
去年は稲荷山の頂上まで登りましたが、霊視しながら頂上までだと往復で半日以上かかってしまいましたので(笑)、今年はスケジュールの関係上、途中の《熊鷹(くまたか)社》までお伺いさせて頂きました。
去年の絡みもありますが、時系列は無視して 先ずは今年の体験を書いていきます。
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午前7時、最寄りの稲荷駅を降りると、直ぐに朝日を背にした朱色の大きな鳥居が見えてきました。
去年、初めてこちらにお伺いしましたが、あまりに莫大な数の社がある中、かつ広範囲だったため、何がどこにあったかなど もはや覚えていませんでした(笑)。
なので、あたかも今年が初参拝な気持ちで挑みました。
冬の朝の日差しは心地良く、身が引き締まる思いがしました。
沢山の狐さんたち(=霊体)が参道の入り口にいらっしゃり、何柱かは俺たちの道中を案内、見守りをしてくれるとのことでした。
狐さんたちは参拝者の様子を伺っています。
基本的に全ての参拝者を見守る態勢でいるようです。
参拝者は下山するまで狐さんたちの監視下に置かれます。
なので、逃げられません(笑)。
稲荷山内で悪いことしたら直ちに見つかってしまいますよ(笑)
頂上や参道の奥から神々しい神々の存在をキャッチしました。
宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ=ウカさまと呼ばせていただいてます) が、一筋のオレンジ色の光として現れ 、俺たちの訪問を歓迎してくれていました。
参道を歩き始めると、上空には龍神さんたちが旋回し、稲荷山を見守っていました。
狐さんだけではなく、龍神さんたちのエリアでもあると感じました。
左側に小さな祠が並んでいました。
帰りに立ち寄れるか分からなかったので、チラリとご挨拶だけすることにしました。
◇先ずは《熊野社》です。
白い上下のお召し物のイザナミさんが現れました。
イザナミさん
【 アサガオを知っているか
ㅤ朝の顔を忘れずにな】
と仰いました。
まるで、稲荷山には朝の顔と夜の顔があるかのような意味ありげな表現でした。
アサガオは朝から咲く綺麗な花だとすると、朝の稲荷山の顔があり、夜には夜に咲く花が、(夜の顔が)
また別にあるように感じました。
夜の稲荷山…どんなでしょうねー
(わくわくうずうず(笑))。
◇次に《藤尾社》の前に立ちました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180817/20/kikusuisenhou/0a/57/j/o1080060714249365290.jpg?caw=800)
御祭神は《舎人(とねり)親王》だそうです。
柏手を打つと、
舎人親王さまが現れ、
舎人親王さま
【(参拝してもらえて嬉しいが)
先は長い旅だㅤ急げ】
この場所で早々 貴重な時間を使うなってことでした💦
舎人親王さまの、御自身のことよりも、他社を優先する姿勢には頭が上がりませんでした。
後日、《舎人親王》さまについて軽く調べてみました。
↓↓
◆舎人親王とは◆
飛鳥時代から奈良時代にかけて権勢を振るった天武天皇の皇子で
奈良時代初期に『日本書紀』の編集を行ったことで知られているそうです。
並びの末社の全てに
『急ぐので申し訳ない』と丁重に頭を下げ、直ぐに奥へと向かいました。
楼門の左右の神々(随身像)に
ご挨拶し、楼門を潜ると
右手に《東丸神社》がありました。
御祭神の名前は
《荷田東丸(かだあずままろ)》さん だそうです。
果たして、御祭神がいらしているのか、興味津々で柏手を打ちました。
薄茶色のお召し物に茶色の帯を締めた、荷田東丸さんご本人が現れました。
荷田東丸さん(C君に対し)
【 こんななりでもㅤ神様やってます
大きくなりたい訳でもないのだが
知名度は欲しい】
(俺に対し)
【 あちら(正面の伏見稲荷)の程に
有名になりたいとは思わぬが
そこまで有名にならなくてもよいが…
気合いを入れて
(参拝者を)見ておるぞ】
更に、
【 お山の方が目立っていて
こちらは目立っていない様子だ
もう少し人気が出ても良いはずであるが…】
とまあ、やる気充分でいらっしゃいました。
この方は菅原道真さん系なインテリ風な神様でした。
学問の神様として祀られています。
境内には合格祈願など、絵馬や千羽鶴などがありました。
形式的なフォーマルな役職の服装ではなく、この時は普段着を着ていて、庶民的な感じがしました。
とまあ、何となく弱気な神様(荷田東丸さん)の本音を聞いてしまいました….。
この時間だからなのでしょうか、
どことなく寂しそうな境内…
東丸さん御自身はお元気でヤル気満々なのに、勿体無い気がしました。
(昼間は賑やかなのかもしれませんが…)
やはり一般的にイメージしちゃうのは、稲荷山=狐=千本鳥居などの有名所なのでしょう。
稲荷山にお越しの場合、静かにいらっしゃるこちらの神様も是非、ご挨拶してみてください。
参考に📖
《国学》とは、江戸時代を代表する学問の1つで、古事記や日本書紀、万葉集などの古典研究をし、そこから日本独自の文化や思想・精神を見出す学問。
荷田春満(後に荷田東丸)は、国学の四大人(したいじん)(賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤と共に)の1人でもあるそうです。
◇◇◇◇◇
ここを後にし、外拝殿の脇を通り、本殿の前に立ちました。
御祈祷の太鼓の音が聞こえてきました。
ウカノミタマさま(=ウカさま)
【 大地を揺るがす音だ】
ウカさまは羽衣を纏っていました。
ウカさま
【 私はいつも白を着ているとは限らんよ
姿勢がいいのを着ている
(今回) 1番上まで行かないのなら
ここでしっかりお願いしなさい】
と、力溢れる言霊を頂きました。
大地から沸き上がる声の波動、
さすがは御自身の本拠地です。
稲荷山そのものがウカさま化していました。
本殿を後にし、今回 気になった社のみ拝しました
(全部の社の霊視参拝はスケジュール上、不可能(💦)。
長くなるので、次の日記にて
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