第371話
こんばんは
菊水千鳳です
ㅤいつも読んでくださり
ありがとうございます ✎*。
前回まで、埼玉県秩父市の三峯神社から、ヤマトタケルさん特集を
御本人(神)のたってのご希望により
連載させていただきました。
ここらで、京都・大阪日記に戻りますが、その前に 先日起きた身近なプチ不思議体験を一話 お届けします。
べんちゃん(弁財天)ファンの皆様、
べんちゃんが登場してきますよ(笑)
▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢
つい先日のことです。
この日は昼間から、部屋でそれなりに忙しくしていたら、
ふと、どなたかの神仏の気配をキャッチしました。
俺
『この気配は……
べんちゃん(=弁財天)だ!
べんちゃんが呼んでる… 行かないと…』
と、べんちゃんが祀られているお堂があるので、そこに呼ばれている理由は全く分かりませんが、霊視して理由を聞き出すよりも行けばわかるはず…。
こういうときは、呼ばれるがままに行くべきだと知っていますので、
早速、自転車で向かいました。
到着しました 🚲💨
ㅤ境内にゆっくりと足を踏み入れ、先ずは手水でお清めをしようと
お堂の正面を横切ろうとした、まさにその時、ドンピシャのタイミングで太鼓が鳴り出しました。
お堂は閉まっていましたが、ご祈祷開始の太鼓だと思いました。
ドンピシャなタイミングには
いつも驚かされます。
溜まり水の流れがゆっくりな手水で清め、
境内の座れるベンチに腰掛けて
太鼓の音を聞きながら、目の前の広い景色を眺めていました。
太鼓が鳴り止むとすぐに、
べんちゃんが話しかけてきました。
べんちゃん
【 お部屋は暑いでしょう?
(お部屋の) 中にいるよりは
表に出てㅤ傍らに太鼓の音色を聞いてみるのもいいでしょう】
確かに部屋では、出来るだけエアコンは使わず、窓からの空気を取り込んで扇風機をかけるようにしています。
ここで、
べんちゃんの今の旦那さんである
毘沙門天さん
【 小さな配慮に気づかぬ者も多いからの】
これを聴いて、
俺
『何のこと? 配慮が足りないって何が???』
と、この時 何気なく後ろを振り返り、手水の方を見たら、一人の男性が手水の際に使う柄杓(ひしゃく)に直接 口をつけて、水を飲もうとしているではありませんか Σ( ̄□ ̄)!
その参拝者に対し、
俺
『それは違いますよ 口をつけてはいけないんです
沢山の人たちが使うものなんだから』
この方は忠告を無視し(シカトされた(笑))、ゴクゴク飲み始めました。
俺は実践を交えて説明しました。
この方は、柄杓で水をすくって
そのまま口をつけて飲むもの、そして口の中をゆすぐものだと思い込んでいたようです。
毘沙門天さんとべんちゃんが
こちらを見ているのが、俺の視界に入りました。
うなずいている べんちゃんたちを視て、べんちゃんたちの意思がしっかり伝わってきました。
俺は、御守りを頒布している窓口に行き、これこれこういう理由で正しい手水の仕方を書いた看板を、手水のすぐ脇に設置してください、とお願いしました。
神仏の声が聴こえることを告げ、べんちゃんや毘沙門天さんも、そのようなことを仰っていることを告げました。
(これは信じていただけたかは分かりませんが。)
これに対し、
窓口の女性
『係の者にその旨を伝えておきます』とのことでした。
再び、最初のベンチに座りました。
べんちゃん
【 オホホホ 随分と憤慨されていらっしゃいましたね(笑)
小さなことでも不純は不純です
ここ(=手水)でのしきたりは
しっかりと行なって参りましょう
必死の説明 頼もしかったわよ】
こちらではどうやら、参拝者が柄杓を直接口につける方が結構いるみたいです。
外国人の参拝客も数多く見受けられました。
やはり、知らない感じで適当に手水をしている方々も多くいらっしゃいました。
べんちゃんは嬉しそうに
俺を見ていました。
べんちゃんが俺を呼んだ理由は、
手水の仕方の手順の説明書きを設置するように、窓口に伝えてほしかったことだったのです。
べんちゃん
【 出来すぎたタイミング
これもまた神仏の計らいごと
「時」というのはㅤ時には意味をなさないこともあるのです
あなたがㅤ半月程前
((第358話 (予知夢か?今回の大雨による河川の氾濫を象徴する夢を見ていた…夢からのメッセージ))
予知夢について書かれましたように、私たちの世界では
「時間」の感覚が異なります
あなたは理由がわからないままで
『呼ばれた』という感覚だけを頼りにこちらまで来られました
この時点でㅤどう過ごされるかによってㅤそのあとの流れが変わって参ります
わたしの呼び掛けに
答えくださったおかげで
手水での清め方の作法について
学ぶ機会を提供するきっかけとなったのですよ】
毘沙門天さん
【(個人の)勝手なルールで決められていては あとに続く人たちに不快な思いをさせてしまうからな
(こうした行為が)
あとをたたなかったものでな
元気なお主のひと声を
届けて欲しかったのだ
すまんな ありがとうな】
宇賀神さん(=蛇の姿をした神様)
【「時間」とは
どういうものなのか
(過去→現在→未来へと) 一定方向だけを向いているのではござらん
時にはㅤ過去や未来からも
「時間」が流れているのだ
お主が入ってこられた
ちょうどその時に
始めの太鼓が鳴ったな
「時」の計らいじゃよ
日々の鍛練 よろしゅうな】
最後に、べんちゃんに握手して帰りました。
明るい朱色をベースに、小さく植物の刺繍が施されたお召し物が素敵でした。
何から何まで
ドンピシャなタイミングでした。
【時間は(今に向かって)過去や未来からも流れている】
名言ですね。
神仏は過去や未来が視えているから、ドンピシャが起こるんだなぁ、と改めて感心しました。
でも、こうした力は神仏だけが持っているのではなく、人間が本来持っている能力として、俺たちでさえも開花すれば 過去や未来の時間にアクセスすることが可能なのだと思います。
未来を予知するとか、サイコメトリーなどを含めた、過去を透視する知覚能力です。
また、神仏と繋がることにより、過去や未来の正確な情報を獲得することも可能かもしれません。
おしまい。
⛩ 次回の不思議体験日記は再び、京都の神社仏閣編に戻る予定です。
お楽しみに~🦊⛩️⛩️⛩️