第319話


おはようございます
菊水千鳳です


 前回まで、大阪の住吉大社を連載して参りました。

今回から京都にある上賀茂神社での体験(昨年の9月上旬と今年の2月の2回参拝)をご紹介していきます。


ㅤその前に、先月 部屋に
上賀茂神社の神様がいらしたので、先にその話をさせていただきます。


ㅤ先月(3月)半ばのことでした。

『住吉大社の連載も終わるなぁ
次は上賀茂神社かな』
などと、部屋でぼんやり考えていたら、 上賀茂神社の御祭神の2柱が目の前に忽然といらっしゃいました。

賀茂別雷大神(カモワケイカヅチ)さん
玉依比売命(タマヨリヒメ)さんでした。


以下のメッセージです。



カモワケイカヅチさん

【いよいよ京都の書ける出番がきたようだな

一連の流れをこうした経緯を随所に挟んで書いてもらえたら(嬉しく思う)

自分(=俺)の中にある 
人とは違う世界を視ることのできる力で
通い慣れた人たちにも
神がさんさんと住まっていることをお伝え願いたく思うぞ


やはり こうして伝えることにより今まで視ることのできなかった
神の存在を知ることが可能となるのだ

優しい気持ちにさせられるであろう


そしてくまなく見て回ったりするであろうから

相当な量を書くことになるかもしれぬが見間違いのなきよう

(正しいのか)心配なところは書かなくてよい】



ㅤここで、タマヨリヒメさんへ
念のため確認の意味で質問しました。



『神話では、タマヨリヒメさんが登場する神話がいくつかありますが、登場するのは同じタマヨリヒメさんではなくて
同姓同名で別のタマヨリヒメさんですか?

この一声(いっせい)を
世に聞かせてあげてください』


この質問を参拝先でも
タマヨリヒメさんから直接
答えを聴きました。

が、敢えてもう一度この場で質問してみました。



タマヨリヒメさん

【この前 (拝殿前にて)申し上げたことと同じです

お分かりいただけると思います


(世では)混乱していますよね

私は息子(カモワケイカヅチ)の母でございます】


カモワケイカヅチさんは
今回は白い上下のお召し物を、
タマヨリヒメさんは
黄色い花柄の 明るい赤いお召し物を着ていました。



カモワケイカヅチさん

【八百万の神々が控えておりますゆえ 
このような伝承の間違いを起こすこともあります

そこに秘められている
(日本神話を書かれた)あの人たちの筋違いによるものや 
語る側の意見も入ってしまっている場合もございますよ


よく選んでㅤ霊視による
新しい発見に勤めてくださいませ


これにて失礼させていただきまする

また来きます 
暖かくなってくる頃に】


と仰り、
上賀茂神社へと帰っていきました。



ㅤ『山城国風土記』(逸文)の
賀茂神社縁起(賀茂伝説)には、

タマヨリヒメさんは
賀茂建角身命(カモワケツヌミノミコト)さん の子で、
川上から流れてきた丹塗矢によって
神の子 賀茂別雷命(カモワケイカヅチノミコト)さんを懐妊した
タマヨリヒメさんが登場してきます。


ㅤこれに対し、古事記等では 
大綿津見神(オオワタツミノカミ)の子で、豊玉姫(トヨタマヒメ)の妹として登場する
タマヨリヒメさんがいます。


ㅤこの件に関して参拝先で質問した内容は、 上賀茂神社日記の後に予定している《 下鴨神社参拝日記》の方でご紹介いたします。お楽しみに。

飲める美味しい手水でした。


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