第270話

‎〈 今回の日記は
源頼朝さん、義経さんを
ニックネームで呼んでみたら、
どうなったのか…などの話しです 〉



こんばんは
菊水 千鳳です



 ひと月くらい前の、昼過ぎのことです。


部屋にいたら源氏武士達が幾人か
いらっしゃいました。

おそらく、東京の荻窪にある
【井草八幡宮(=当時の源氏武士団の駐屯基地)】からいらしたのだと思いました。


(頼朝さんは たまに
ここ、井草八幡宮にも顔を出します。
普段は鎌倉におられます。)


ㅤ耳を澄ますと、どうやら
仕事で幾つかのルートコースを回っているスピ友 Jさんの様子を俺に伝えてきているようでした。


そこで、源氏さん達の話を聞いたあと、Jさんにラインで尋ねてみました。


俺いわく、
【今日は仕事のコースで
井草八幡宮のそばを通過したりとかした?

何かさ、源氏さん達がつい今しがた いらしていたんだけど、神社前を通過がてら、神社に向かってご挨拶とかした?

みんなでJさんのことを話しているみたいだったよ】と。


すると、Jさんから返事がきました。
この日は別のルートコースを回っていたとのこと。

井草八幡宮の前を通過するコースを走ったのは、前の日だったそうです。


【そっか、それじゃ、昨日 通過した際に挨拶か何かした?

その辺りの話を、頼朝さん達がつい今しがた、俺の目の前で話していたよ。

何か特別なことしたとか?】


Jさん
【あー !   
そういえば JK(女子高生)なら、
頼朝さんを ヨリヨリって呼んだりして。
かわいいから人気でたりして、って考えてた(笑)。

頼朝さんを ヨリヨリ
義経さんを ヨシヨシ。かわいいw
なーんて失礼なこと考えながら、
井草さんの裏の駐車場に停めて、
移動する時に 
ヨリヨリまたねー♡って
そこを後にしました】と。


それを聞いて俺はビックリ!

何故なら実に、先ほど聴こえた
頼朝さんの会話の一部がこうでした。


ㅤ頼朝さんいわく、

【(Jさんのことについて) 
この前なんか ヨシヨシと言って参ったぞ 
かしこまっておったな 
良い奴じゃな 
無理せんでええのにな】。

上の会話の内容をJさんに言いました、

【俺が聞き間違えでなければ、
《ヨリヨリ?ヨシヨシ?》って感じの発音に聴こえたんだよ。

アハハ、そかそか、俺の聞き間違いではなかったんだな。

ヨシヨシって何だろう?って思ったよ。

呼び名でヨリヨリとかヨシヨシと呼びかけながら、挨拶していたのか(笑)

頼朝さんや義経さん達、何だかその呼び名を気に入ってるみたいだったよ】。


Jさんはこの話を聞いてビックリしていました。

Jさん自身で親しみを込めて、
【ヨリヨリまたねー♡】って挨拶したのが、当の本人達にちゃんと聞かれて届いていたのだから(笑)。



ㅤこのあと、俺は買い物に行き、
帰りに近くのショップに入ったら、ゾロゾロと沢山の源氏武士達が俺のあとに続いて入ってきました。

(源氏さん達、まだ俺のそばにいらしてたのね? 買い物に夢中で気づかなかった(笑))


俺はこの時、珍しく4個つづりのカマンベールチーズブラックペッパーを買いました。


部屋に戻り、回りにいらっしゃる源氏さん達の数の分だけ、カマンベールチーズを全員に行き渡るように増やして差し上げました。


すると頼朝さんいわく、

【手厚く頂戴いたす】。

んで モシャモシャ食べ始めたわけです。
チーズは繋がっているので
1人4個ずつ差し上げたことになります。


一同いわく、

【何てうまいんだ!
カラシの味がついておる】。

【変に(値段の) 高いのはいけない

安くても良い品は豊富にある
(この味)とても満足じゃと。

ここに来ていない仲間にも食べさせてあげたかった源氏さん達の幾人かは、4個食べないで、1個か2個持ち帰りました。

でも、あまりに美味しくて4個全部食べたい衝動を抑えていた様子でした(笑)。
仲間思いですね。

4個全部食べた源氏さんも勿論いましたよ~。


そんなこんなで、皆様、それぞれの場所へと帰っていきました。


ㅤこの出来事の2週間後、
仕事中に再び武士団が現れ、

【今回のワシと弟の義経に関わる
日記はㅤこれが最後になるな。

日記を待っておるぞ】。

と、頼朝さんは満面の笑みを浮かべていました。


弟 義経さんとの長きにわたる確執の解消と、ヨリヨリヨシヨシの呼び名が日記を通じて世に知れ渡るのですから(笑)。



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ㅤこの記事をご覧の皆様へ

この話はスピリチュアルだけに留まらず、歴史を好きな方にも是非とも読んでいただきたい内容(実話)となっております。

ㅤ歴史的には確執をもったまま終わりを告げた頼朝さんと義経さんですが、幸せになれたその後を、ぜひ、教えてあげてください。

ㅤそして、ヨシヨシヨリヨリと呼んであげてください。
(あっ、強制ではないですw。
呼んだとしても刀で斬られることなどありませんからw。)


次回の日記(その5)に続く 

⭐尚、涙の再会…感動物語
その1 その2 その3 はこちらからもご覧になれます。


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いつも、読んでくださってありがとうございます。

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