第224話

こんにちは、
ご無沙汰してます、菊水千鳳です。


仕事の休憩中に  八上姫(ヤガミヒメ)神社の日記(前編)を書いていたら、目の前にヤガミヒメ(八上姫、又は八上比売)さんご本人が、ス~っと現れました。
(ヤガミヒメさんはオオクニヌシさんの最初の妻です)

ビックリ玉手箱になりながらも、貴重なこの瞬間を見逃すわけにはいきません。

よく見ると、ヤガミヒメさんの左右隣に、おぼろげながらヤガミヒメさんのご両親がいらっしゃいました。
ご両親は背を低くし、あくまでも脇役のような印象でした。

波動を追うと、ご両親は娘の抱え持つある種の哀しみ、切なさを訴えているかのようでした。
娘が気がかりなのでしょう。 

ヤガミヒメさんの服装は、この時はシンプルな白にほぼ統一されていました。 

ヤガミヒメさんは、俺の方を見るなり、
【どうやら体が少々お疲れのようじゃ】と指摘してきました。
実際、ここ2ヶ月間ずっと激務の日々でした。

すると、光る肌色のような淡い細かい光の粒子が、ヤガミヒメさんの体全体から放たれました。
疲れた細胞の細かい部分にまで粒子が浸透していきました。
おかげで癒されてきて、疲労回復しました。


そして、ヤガミヒメさんは話しを始めました。

【私は美貌の持ち主 
氣と血行をほぐしてしんぜよ 
お疲れの時 体を揉むといい 
くすんだ氣を揉むことで流れをよくすること

しかし (揉む際は)傷んだ体には注意されたし 擦るだけでもかなり効きますぞ
まだ取れない疲れは浴場に入るとか 早めのご飯 早めに休むことをお勧めする

私は私の尊い姿 いかにして歩むことになったのかを既に周知かと

何が正しいとか間違っているとかはないと思う(=スセリビメとの確執について)

時代は違えど これは変わることはない
当時の風習には逆らえない

女は嫉妬深い生き物 それ故に自我を決するためにこれを拒み 我が子と共に帰りを急いだ

そは自身のために 身を引くことを選んだ
つまらん争いには向かなんだ
受けてかわすことが出来んかった
同じ祠で終止符を打つよりは
これから先のことに巡らせざるを得なかった

例え愛なれど 掴むことが出来んかった
こうした折にて去ることとしたまでよ
誠に残念 致し方無し

されどこれから先は何不自由なしにて お主の言葉の助けを借りて(新たなる)歩みと成す

私を不自由だと思うな
この先 (私もようやく世の中に)登場することとなるじゃろからな

おや?お主ら二人(=俺と一緒に同行したスピリチュアル友達の一人のことを指して)は、遠い過去においては夫婦の契りを結んでおったな
片方だけではこのような私との直接の出会いは(あの時は)もしや 無かったやもしれぬな】と言われました。


ここで、ヤガミヒメさんの母親が口を開きました。
【わしらの愛の結晶(=ヤガミヒメ) 
再び重んじられるこの時が来た
我が娘の貴き姿を語りしめよ 世に受け継ぐが良い 待っていた 
ソナタらに感謝いたすぞ】


次に父親から、
【これも定め 何も申し上げることはない】 


そして、ヤガミヒメさんいわく、
【かの有名なる御子オオクニヌシの期待にそぐえる(そえる?)ことはなかったが 過去の催しは過去に消え 新たな感情がこれから先を打つだろう】。

続けて、
【哀しき役目よ あのまま(出雲でスセリビメと共に過ごす日々)でいたならば 決して良い実りにはならんかったであろう

だが もう一度あの頃であったなら 事 分からずともこのお方(=オオクニヌシ)に(最後まで)付き添っていたであろう

事はどんな事情であろうとも 既に(過去の)世は去った

ほころび(ほこり?)がかったあの頃の想いに焦点を当ててくださることにお礼を申させておくれ。】


このあとヤガミヒメさんが今度は仕事場に現れ、赤い太陽のようなオーラ、その周囲に太陽のコロナのような放電されたオーラが噴出しだしました。
優しく暖かな氣でした。
涙が見えましたが、嬉しい様子でした。
【お主らがこの機会をもたらしてくれた】と。


ヤガミヒメさんの本来の神々しい力が甦ってきた感じです。


次回の日記では、秘密のベールに包まれていたヤガミヒメさんに、直接対話、質疑応答形式で謎に迫りました。

是非お楽しみください。




尚、過去の不思議体験日記(第1話~第222話)は 
http://ameblo.jp/a-riman666/ に掲載しています。