2月22日木曜日〜その3




4時半にグー。




6時25分、目が開く。ねじめびわ茶、キリンのやわらか天然水、のむヨーグルトで喉を潤す。流智美 著『猪木戦記 超マニアックな視点でたどるアントニオ猪木物語 第2巻 燃える闘魂編』を読む。P150、ストロング小林選手、大木金太郎選手との激戦の末、S50年に突入。私は大相撲、新日本プロレスの『ワールドプロレスリング』の中継に熱中していた時代。流さんの著書は、ベースボールマガジン社の出版なので、使っている写真が抜群に良い。そして、リアルタイムでテレビや試合会場で観戦した人が書く文章は説得力がある。この時代を知らない人が書いた本は、どうしても引用が多い。さらなる発見はなし。堀江ガンツなる人が書いた『闘魂と王道』なるタイトルに惹かれて買った本なぞ、ジャンボ鶴田VSビル・ロビンソンの60分フルタイムの会場を北九州なのに大阪府立体育会館と書いていたり、モハメド・アリVSアントニオ猪木の試合開始を午後1時とは…調べ方が怠慢なり。P590の分厚い本も、P143でリタイア。しかも2刷り。孫引きする人が出てくる可能性あり。周知の事実間違いは駄目。その点、流智美さんはちゃんとしている。




(写真)S50年2月号『ベースボールマガジン プロレス』。