11月8日水曜日〜その3




満月ポンを摘みて、4時45分に眠る。




8時、目が開く。ねじめびわ茶、キリンのやわらか天然水、のむヨーグルトで喉を潤す。金平茂紀 著『二十三時的』を読む。P238の紙芝居、軍国紙芝居、愛国紙芝居を舞台回しとした井上ひさしさんの演劇「夢の裂け目」を見た感想に興味を抱く。東京裁判に、軍国紙芝居をやっていた人物が検察側証人として出廷していた事実、文化人の戦争責任を追求する体の愛国紙芝居のルポを掲載した「新地平」なる雑誌に、加太こうじという人が戦争中に何をやっていたのか…と記されていることに触れている。




(写真)地下資料室の落語棚には、加太こうじ氏の著書があります。プロフィールを確認すると、少年時代から紙芝居の作画に従事し、紙芝居衰退後に文筆業に転じた…と、戦時中のことには書かれていない。