8月30日水曜日〜その5




(写真)中学時代に買った、S50年名古屋場所の平幕 金剛初優勝を特集する月刊『大相撲』『相撲』の8月号を引っ張り出して読みました。

(写真)昨日、桜井市役所の応接室に飾ってあったマクリの額。真ん中が、第二十六代木村庄之助、その右に横綱北の湖、左は大関貴ノ花、右外側が大関魁傑、左外側に平幕金剛。これは、S50年名古屋場所後の夏巡業に押された手形である裏付けを、二冊の専門誌を読み、星取表で確信しました。場所を休場した横綱輪島は巡業不参加。本来は庄之助の左が輪島ですが、不在ゆえに貴ノ花と魁傑が序列繰り上げとなり、ひとつ空いたところに平幕優勝で話題沸騰の金剛が抜擢されたと思われます。
(写真)金剛の優勝は一度だけ。翌場所は関脇昇進も負け越し。1年後に引退するので、日本相撲協会巡業部が勧進元に返礼として渡す横綱大関のマクリに金剛が登場するのは、S50年7月28日〜8月27日の夏巡業の最中に作成されたものに限定されます。超貴重品。主に東北・北海道の勧進元から、どういう流れで奈良県桜井市に渡って来たのでしょう?。
(写真)私のコレクションより、マジックで書かれた色紙。筆で書くのとは違うサインの力士も居ますが、金剛関は全く同じだったのですね。今回、初めて知りました。