11月11日金曜日〜その5




5時に眠る。




7時、目が開く。ねじめびわ茶、カルピスL-92で喉を潤す。週刊朝日 編者『週刊図書館40年(昭和45年−59年)ベッドでも本』を読む。P129の「コラム〈活字の周辺〉PR誌から生まれる逸品」には、岩波「図書」、丸善「學鐙」、有斐閣「書斎の窓」、みすず「みすず」、筑摩「ちくま」、新潮「波」、未来社「未来」、創文社「創文」、東大出版「UP」というPR誌を並べている。休刊となったものも有るかもしれないが、私は「図書」「ちくま」「波」を毎月、千日前の波屋書房より頂戴している。




(写真)P152、宮崎義一さんによる「ノンフィクションの輝かしい業績 74.11.29」と題して、松本清張 著「日本の黒い霧 上・下」文春文庫の書評には、歴史家が信用にたる資料を収集し、それを秩序立て、総合判断して"歴史"を組み立てるように、広く分散している断片的な資料を選別して、組み合わせ、歴史家の"史眼"で推理して、現代史(ないし古代史)のモザイク模様を浮き出させる手法が、松本清張の仕事の中で重要な部分を占めている…とかいている。私のコレクションには、新書と文庫の両方が有ります。