11月10日木曜日〜その4




週刊朝日 編者『週刊図書館40年(昭和45年−59年)ベッドでも本!』のP82〜83「コラム 活字の周辺 語感がおかしくなった時代 72.7.7」では、河野多惠子氏が連合赤軍リンチ事件の逮捕者に一組の夫婦がいるが、その二人のことを"山本夫婦"ではなく"山本夫妻"と書いた記事を何度も見かけた…と指摘している。夫妻には、敬称的な意味あいが含まれているから、語感がおかしくなった…と云うタイトルに繋がる。言葉を生業としている河内音頭取りとして、気をつけなければいけないことなり。




(写真)P100〜101には、尾崎秀樹氏による「壮絶に生きた男への深い共感 73.4.20」と題して、笹沢佐保 著「私説国定忠治」中央公論社について、一冊を読みきったような凄い情報量の書評が載っている。ちなみに私は、新書と文庫を揃えております。