10月18日火曜日〜その17




(写真提供・和田尚久さん)この場所を選ばれた時に「いかにも…と云うような寄席の会場ではなく、音楽ホールでやりたいのです」と和田さんが仰ったのです。代々木上原なる閑静な街で「出し物は、河内十人斬りを通し読みで」とのリクエストに、最初は躊躇しましたが、ブログにも書いている通り、私は和田さんの著書と関わりのある本の愛読者。何より、若くして立川談志師匠と浜美枝さんの番組の構成を長らく手掛けていた羨ましい人だけに、描いて居られる青写真に間違いがあるわけがないとお引き受けしたのです。ちなみに、JUGEM時代のブログに記した通り、私の尊敬する人は、浪曲 広沢虎造・初代京山幸枝若、落語 三遊亭圓生・桂米朝・立川談志,講談 五代目宝井馬琴、ピアニスト 中村紘子、大相撲 貴乃花光司。芸の上で歯切れが良くてシャープな人。そして、平成の大横綱は優勝22回を真剣勝負で通した人。全てが超一流の人。私も談志師匠と少しのお付き合いが有りましたが、何よりも、濃厚な関係性を継続された和田さんにお声掛けを頂いた事が何よりも嬉しかったのです。




本題『河内十人斬り 通し読み 前編』



16時10分終演。