3月25日金曜日〜その3




(写真)河井夫妻に頂いたコンサートパンフレット『結成30周年記念 PAUL MAURIAT JAPAN TOUR 1996』〜「来日の跡絶えた5年間…でも、ファンに"EMOTION 感動"を与えてくれた。」北川隆一「私とポール・モーリア2」笹淵正一郎「ポール・モーリア・サウンドの魅力」小渕隆志「若かったあの頃〜ポール・モーリアに明け暮れた日々 一枚のレコードとの出会いから、モーリア本人、そして多くの友人の輪ヘ」山田篤「P・モーリア 45S シリーズの思い出見上透(KYODO)を読みました。此れは、5年振りの来日公演。演奏曲一覧に「カルテット・フォー・神戸」が有る。前年に起こった阪神淡路大震災の直後に、ポール・モーリアの呼びかけで、自身がピアノ、フランク・プゥルセル(ヴァイオリン)、レイモン・ルフェーブル(フルート)、フランシス・レイ(アコーディオン)というフレンチ・ポップスの大御所による前代未聞の顔合わせで実現したチャリティ・ミニ・アルバムのレコーディングされた名曲。グランドオーケストラの演奏で披露されたのは、このツアーだけ。

(写真)発売直後に買ったCD『カルテット・フォー・神戸』。
(写真)H8年2月9日、フェスティバルホールでの公演の新聞広告に「最後の来日か?」との見出しに、大阪新聞連載「菊水丸がゆく!」の担当 金森さんに「なんとしても取材がしたい」と頼み込み、ポール・モーリアさんとの面会が実現。昼の部の開演前、13時50分に関係者受付でポニーキャニオンの高木さんと待ちあわせて、客席ヘご案内を頂く。そして、終演後に楽屋で対面。
(写真)インタビューの折にサインを書いて頂いたのが、中学時代に買った、2枚組LP盤『THE BEST APPLASE VOL.2 PAUL MAURIAT VOL.2』。収録曲は、代表的なビッグヒットでは無く、フレンチサウンドが中心。中でも映画音楽の「ラスト・タンゴ・イン・パリ」が好きでした。見開きには、H16年、難波の南街劇場が閉館になる事が決まり、1月31日に『さようなら南街 ラストショー』と題されて「ラストタンゴ・イン・パリ」が上映され、ポール・モーリアの演奏で聴いていた作品を初めて見た感想を書き込んだチラシを貼っています。「見て驚く程の内容。中学時代にこのレコードで聴いた想像とは全く違った!」と記して有る。パリを舞台に展開する美しい物語と思いきや、R-15指定の強烈な内容だったのです。

(写真)スクラップ帳には、フェスの翌日の神戸国際会館ハーバーランドプラザホール公演で「カルテット・フォー・神戸」が演奏された事を報じる2月11日付のスポーツニッポンと、2月15日付の朝日新聞と2月22日付の産経新聞の夕刊でのインタビュー記事が貼って有ります。