河内音頭 河内家菊水丸




S54年8月18日、東大阪市長瀬町盆踊り大会

河内音頭『俵星玄蕃』初代真山一郎


三味線 東家菊栄/太鼓 河内家菊春/ギター河内家菊水丸※当時 河内家一若(16歳)



(写真)真山師匠…懐かしい…。改めて聴くと、節尻がきちんとしておられる。修行時代の基本を忘れずに心掛けておられたのか?当然ながら自然と身についたものなのか?失礼を承知の上で今なら質問したい。16歳でギターを弾かせて頂いた時には全く解りませんでした。昔から、節尻を耳が拾うようになると晩年との言葉が有りますが…まだまだ深いものなのかも知れません。

(写真)真山師匠が完全に演歌浪曲ヘ移行するまでの合三味線の東家菊栄師匠。此の日、少年だった私に「良かったよ」と言って下さった言葉は忘れられません。明治生まれの人と一緒に伴奏を出来たのは、宝物。楽屋では、ずっとシミーズ姿だったのは衝撃でしたが(笑)。優しい師匠でした。もう42年前の出来事。