12月24日金曜日〜その9




『辻政信の真実 失踪60年ー伝説の作戦参謀の謎を追う』を読む。




(写真)私は、戦争を全く知らない子供たちとして育ちましたが、YouTube『河内家菊水丸公式・岸本家のアーカイブ』にアップロードしている通り、H2年の12月、緊張高まる湾岸戦争45日前のイラク・バグダッドでの「平和の祭典」へ出演。H4年5月のベトナム公演の際には、ベトちゃんドクちゃんの病院慰問へ伺った際、アメリカ軍が撒き散らした枯葉剤により、辛い状態で産まれて死んだ子供達のホルマリン漬けが設置してある長い廊下を通らねばならず、躊躇していると「日本人は被爆国ですから、下を向かずにしっかり見て帰って下さい」と言われた経験を持ちます。H7年、ソロモン諸島のガダルカナル島とラバウルも訪問。ジャングルの中では、半世紀の間、雨ざらしの旧日本兵の遺骨を目の当たりにしていますので、二度と戦争を起こしては成らないと考えています。それだけに、作戦参謀だった辻政信の人生を知りたくも有りませんが、小学館の関哲雄さんからご恵送を頂き、終戦後に戦犯を逃れて、タイ、ラオス、ベトナム、中国から日本へ移りて潜伏生活を送り、戦犯指定解除と共に姿を表すや『潜行三千里』なる本を書いてベストセラー。其の勢いで、石川1区から衆議院選挙に立候補。大量得票を集めてトップ当選。参議院へと鞍替え後、東南アジアへ視察に出掛けて消息を経ち、失踪の理由が解明されぬまま、60年と云う謎に興味を抱いたのです。作戦参謀時代の項は流し読みをしていますが、P224〜239には、ガダルカナルへの上陸の話が出てきました。




(写真)私のガダルカナル島訪問は、戦後50年の節目の時。到着して直ぐに、日本政府と遺族会が建立した鎮魂の碑に参拝。

(写真)河内音頭も奉納させて頂きました。
(写真)ジャングルへの入口。
(写真)ピースボートの皆さんと合流。島民に、チョコレートの原料である天然のカカオをもぎ取ってもらったところまでは笑顔。ジャングルの奥へ進むにつれて、深刻な光景が…。此の後の写真は非公開。