10月10日日曜日〜その10




『植草甚一スクラップ・ブック 10 J・J氏の男子専科』を読む。P171〜177「風呂はムシ風呂」には、日本初のサウナ施設の東京温泉の魅力が書かれている。




(写真)私のコレクションには、東京温泉が元関脇福の花関に贈呈した化粧廻しがございます。小学6年生の時に引退されているので、生で取組を見る機会は無く、関ノ戸親方になられてからも接点は有りませんでした。

(写真)どうして入手したのかと言いますと、ギタリスト 石田雄一さんから「ネットで見つけた出物がある」との連絡を受けて、落札して頂いたのです。丁度、10年間のラジオ時代だったので、番組で「そろそろ化粧廻しが届きますので、今日は南山城村に帰りますねん」と喋りました。当時は阪急インターナショナルホテルに住んでいたので、生放送を終えて、慌てて帰宅するや、宅配便が到着。業者の方がテンション高く「菊水丸さん、ラジオで言うてはった化粧廻しですよ!、化粧廻しですよ!」と荷物を抱えて、私よりも興奮して仰るので、逆にこちらは冷静に受け取った記憶がございます。ヘビーリスナーであられたようで、番組では大相撲のことを熱弁していたからか、我が事のように喜んで下さっていたのでしょう。勿論、翌日の放送で「化粧まわしですよ!と言われて、ごはんですよ!が急に食べたくなった」とネタにさせてもらいました。これが、石田さんからの注文の際に受け取ったプリントアウト。未知の世界の東京温泉のことを、植草甚一さんの書物によって深く知る事が出来た次第です。