8月28日土曜日~その17




『随筆 上方落語の四天王 松鶴・米朝・文枝・春団治』戸田学(H23年9月29日)を読了。




(写真)第5章「大阪の古今亭志ん朝」のP201に、S62年9月5日、大阪市中央区本町の津村別院ホールで開催された「六代目笑福亭松鶴一周忌 第一回笑福亭枝鶴独演会」の事が書かれていました。私は当時、枝鶴師に可愛がって頂いていたので、楽屋へ御挨拶に伺っています。


(写真)「失礼します」と障子を開けると、枝鶴師が古今亭志ん朝師匠と談笑中。にも関わらず「菊やん、ありがとう」と、話の腰を折って大入袋を頂きました。落語ファンの中には、此の興行に枝鶴師が穴を開けたとの定説があるようですが、それは間違い。私は2階席で「ひとり酒盛」まで拝聴しています。