4月30日金曜日~その16



(写真)月面着陸に成功したアポロ11号の乗組員 マイケル・コリンズさんが、90歳で亡くなられました。人類第一歩のニュースは、S44年7月。私が小学1年生の時。此の歴史的なる快挙が、翌年の大阪万博に与えた影響は誠に大きく、アメリカ館に月の石と宇宙船が展示され、EXPO'70が国内外から注目を集めるきっかけとなったと言えましょう。2階 70年代資料室の万博コーナーに、月面着陸の実況リポートのレコード、アポロのプラモデル等を飾っております。ちなみに、アームストロング船長、オルドリン飛行士が月に降り立った時、指令船に一人残ったのが、真ん中のコリンズさん。子供ながらもリアルタイムで報道を目にしていて、いつか宇宙飛行士と会いたいなぁ…と思ったものです。大人になって、日本人初の宇宙飛行士 秋山豊寛さんとソ連ヘ一緒に行き、河内家宇宙丸として菊水丸名誉一門に加わって頂いた時に、夢を抱いたり、心で思うことの大切さを実感しました。コリンズさんとは会えませんでしたが「一人の人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては大きな飛躍だ」とアームストロング船長の名言と共に、一人だけ宇宙船に残った"歴史上最も孤独だった人"の存在を忘れることはありません。


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