8月15日土曜日~その10



(写真)此処から、生駒一師匠の河内音頭LP盤のモニターは、私がスタジオミュージシャンとして参加したアルバムです。最初は『かいかいづくし/仁侠吉良仁吉』(S56年6月日本コロムビア)。『かいかい』は前年の9月29日、私の『河内十人斬り』とシングルのカップリング用にサウンド・クリエーションで録音。4月に発売となり、此のアルバムへも収められました。スタジオでは、私が太鼓を叩き、三味線は小野忠雄先生、ギターは中谷裕さんが弾かれたのですが、生駒師の意向で私がギターを差し替えました。改めて聴くと、中谷さんの音が微かに残っているのが判ります。『仁侠吉良』は、2月27日にサンクリでレコーディング。これも私が太鼓。ギターは三音家浅米さん。なれど、3月15日に別のギタリストで録音をやり直し。それが採用となり、ベースを私がオーバーダビング。二席ともお囃子に参加。『かいかい』は17歳。『仁侠吉良』が18歳。石田雄一さん、三条史郎さんと比べると超未熟な音…赤面。

(写真)此のアルバムのキャンペーンを兼ねて、6月19日~29日まで、長野県茅野市を訪れた時のスナップ。生駒師が着ている赤のパーカーは私のもの。