2月21日木曜日~その1



(写真) 昨日付、スポーツニッポン連載「菊水丸店主 珍宝堂」

※提出原稿
先月末、スポーツニッポンが後援する『第44回社会人野球日本選手権大会』へ出場した大和高田クラブの新年会にて、大和ガスの中井隆男会長よりお招きを頂き、河内音頭をご披露いたしました。
現在、大和高田クラブは、近鉄バファローズで監督を務めた佐々木恭介さんが監督であられます。
思えば、昭和50(1975)年10月18日土曜日、藤井寺球場での近鉄VS阪急のプレーオフ第3戦のチケットを知り合いからプレゼントされて観戦することになっていました。そして、日曜日は京都府立体育館での大相撲巡業を当日券を買って見に行く予定だったのです。ところが、雨天のためにプレーオフは翌日に順延。近鉄沿線の八尾育ちゆえ、バファローズも好きですが、名大関貴ノ花が二度目の優勝を飾った直後の大相撲の方が興味の対象でした。私は雨が降ることを祈ったのです。そうすれば、体育館の京都で巡業を楽しみ、再順延の月曜日に近鉄VS阪急が見られると…。しかし、目が覚めたら快晴。入手困難なるプラチナチケットだけに「貴ノ花~」と呟きながら藤井寺球場へ出掛けたのです(写真①)。試合は阪急の3ー0という結果。その日、近鉄の応援席が最高に沸いたのは、外野を守る佐々木恭介選手のファインプレーでした。相撲もええけど野球もええなぁ…と感じた瞬間です。
あれから44年後を経て、ご本人にバファローズファンブックへサインを記して頂き、歓談が出来るとは…想像もしなかったことであります(写真②)。