11月25日日曜日~その2



(写真)21日付、スポーツニッポン連載「菊水丸店主 珍宝堂」


※提出原稿
先日、信州善光寺大勧進の栢木寛照副住職が主宰する「三宝莚 青少年サイパン島派遣四十周年記念祝賀会」が開催されました。その会場で、思わぬ人とお目にかかったのです。
今を去ること15年、関西学院や大丸心斎橋店を手掛けた米国人建築家ウィリアム・メレル・ボーリーズ作品として知られる滋賀県の豊郷小学校 校舎を解体すると宣言して話題になった大野和三郎町長です。現在は、滋賀県の県議会議員であられます。
記録を調べて見ますと平成15年2月15日、当時の長野県知事 田中康夫さんと新聞詠み河内音頭家元だった私が、校庭で開催された保存と活用を求める住民団体の集会へ駆け付けたのです(写真①)。午後5時、私が司会をつとめて、人気絶頂の田中ヤッシーが新校舎建設計画に対して「無駄な公共事業をやめよう。約60年間、皆さんが大切に日々使ってきた芸術品。全国の人が注目している。一つの学校を残すだけでなく、税金の使い方を見直すきっかけになる」と訴えたのです。そこへ、解体を宣言した大野町長が出現。国際プロレスのマイティ井上にそっくりと思った記憶が御座います(写真②)。
時を経ての再会の記念撮影。まさに珍宝でありましょう。なにせ握手してますから(写真③)。