10月4日木曜日~その2



(写真)昨日付のスポーツニッポン連載「菊水丸店主 珍」


※提出原稿
先月23日、帝国ホテル東京で開催された「貴乃花部屋 九月場所 千秋楽打ち上げ会」。御招待を頂き、乾杯の発声を仰せつかりました(写真①)。和気あいあいと、大いに盛り上がったパーティーの2日後、貴乃花親方の電撃記者会見には心底ビックリ。実は打ち上げの壇上での所属力士への講評は、いつもなら厳しい言葉を手短に述べる親方が、今回は優しい口調で長所を褒める長い内容でした。惜別の思いがあったのかも知れません。
そのパーティーの記念品として配られた貴乃花部屋のタオル。一月場所は黒、五月場所が赤、そして九月のグリーン(写真②)。これがラストになろうとは…出席者は誰も思ってもみなかったでしょう。
お開きの後、少人数での二次会で、3時間半に渡って親方と対話。詳細は書けませんが、圧力をもって空前の若貴ブームで一時代を築いた平成の大横綱を巧妙に追い込んだと私は感じています。
相撲ファンとして一言申し上げるなれば、大相撲を神事とする公益財団法人の協会が、凶器を使って暴行をはたらき、被害者の貴ノ岩関を血で染めた前科一犯の元横綱に、事件から1年も経たぬうちに神聖な国技館の土俵での断髪式をよくもまぁ許可したものです。罪を憎んでその人を憎まず…と言うことでしょうか?。