3月18日日曜日~その7



松井知事と共に内部へ入る。



(写真)太陽の塔は、頂上に輝く黄金の顔、中央の太陽の顔、背後に黒い太陽の顔が描かれています。万博当時は、地下展示室に第4の地底の太陽の顔が存在しました。閉幕後、兵庫県に譲渡され、神戸市灘区の県立教育研究所裏庭へビニールに包まれて放置された後、明石市魚住町の倉庫へ運ばれたとか、尼崎市の公園に置かれたと云う目撃証言を残して地底の顔は地上へ出て姿を消した…と、H5年1月9日付 産経新聞・夕刊に特集が掲載されました。私は其の記事を読み、第4の顔が行方不明となっている事を初めて知ったのです。早速、記事を書かれた社会部の杉浦美香記者に手紙をお送りしますと、半月後のコラムに私からの手紙が届いた旨が記されていました。25年前に、懐かしい…もう一度だけ見てみたい…と抱いた思いが此の度、内部再生事業で地底の太陽の顔が見事に復元され、大阪府の岡本圭司文化部長よりご案内を頂いた次第です。しかもアンバサダーとして…まさに感慨無量で御座います。