2月23日金曜日~その1



21日付、スポーツニッポン連載「菊水丸店主 珍宝堂」


※提出原稿
ピョンチャンオリンピックもいよいよ終盤です。前半は、何と言っても北朝鮮の美女軍団による応援の様子に注目が集まりました。私は、平成7(1995)年の4月28日~30日に開催された「平和のための平壌国際体育・文化祝典」にアントニオ猪木さんから誘われて、モハメッドアリさんらと共に拉致問題がクローズアップされる前の北朝鮮を訪問(写真①)。音楽の部へ出演したのです。その折の会場が、ソウルオリンピックの南北共同開催を目指して建設された19万人収容のメーデースタジアム(写真②)。ピョンチャン五輪で言うなれば、共催を提案するために整備され、実現には至らなかった馬息嶺スキー場のようなもの。しかし、19万人の観客で詰まったスタジアムは圧巻。河内音頭の歴史の上でも、この人数は最初で最後でありましょう。
当時の北朝鮮の国家体育委員長は朴明哲さん。婦人は、日本にプロレスを普及させた力道山氏の長女で金英淑さん(写真③)。祝典の記念品をプレゼントして下さいました(写真④)。今回の美女軍団にご夫妻で同行しているのでは?と各メディアをチェックしましたが確認には至らず。元気にしておられるのかなぁ。