12月25日月曜日~その3



(写真)20日付、スポーツニッポン連載「菊水丸店主 珍宝堂」



※提出原稿
一昨日、貴乃花親方よりご招待を頂き『貴乃花一門総会』に伺いました。会場の帝国ホテル東京の入口には、ニュースやワイドショーのカメラがスタンバイ。物々しい雰囲気は、テレビの報道で見るが如しであります。思えば、10月下旬に招待状が届いた時のタイトルは忘年会でした(写真①)。出席の返信をお送りした後に、現役横綱による貴ノ岩関への傷害事件が起こり、今年は総会へと変更となった次第です。
私も20数年前に、河内音頭界の先輩にビール瓶で頭を殴られて一針縫った経験が御座います。3日待ちましたがきっちりとした謝罪も無く、被害届を提出。検察へと書類が送られますと「前科一犯となるので示談書にサインをして欲しい」と土下座せんばかりに様々な仲人が登場。加害者は反省よりも、とにかく示談書が欲しのです。そうなると、応じるどころか処罰感情が高まります。結果、略式起訴で前科一犯がついたのです。
今回、昭和平成通じての大横綱は黙して語らず。正当な裁きが下ることを祈念して、私は親方と固い握手を交わしました(写真②)。