4月23日日曜日～その1
(写真)19日付、スポーツニッポン連載「菊水丸店主 珍宝堂」
※送信原稿
6日に逝去された京唄子師匠。ニュースで紹介された経歴は、漫才コンビ唄子・啓助として一世風靡～人気番組「おもろい夫婦」で司会をつとめる～ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」にも出演して人気を博した…と概ねこんな感じでした。
現在、54歳の私にとっては、漫才時代の記憶は幼年期ゆえに乏しく、比較的に最近の「渡る世間」を念入りに見ていた訳ではありません。やはり小学校時代に毎週の放送を楽しみにしていた「おれは男だ!」でしょう。現在、千葉県知事の森田健作さんが演じる主人公・小林弘二が通う青葉学園に、明石さくら校長役の唄子師匠が登場した折の衝撃は忘れられません。ストーリーは、本格的な進学校にするために運動部を廃止する方針を打ち出した校長。それを撤回させるべく立ち上がった剣道部の小林キャプテン。両者の火花散るやり取りの最中には伝説の大口ギャグが入り、相方の鳳啓助師匠も秘書役にて笑いを振り撒きます。製作が映画会社の松竹ですから、笠智衆に松村達男と云う名優も脇を固めます。まさに名作。
今から11年前、私のラジオ番組に出演して下さった京唄子師匠にサントラLP盤とDVDへサインを記して頂きました(写真)。勿論、当時の撮影ウラ話をお聞きしてビックリ仰天。さて、その内容について詳しく書きたいところですが…♪丁度時間〈時数〉となりました～。ご冥福をお祈り致します。