2月26日金曜日~その1



24日付、スポーツニッポン連載「菊水丸店主 珍宝堂」



〈本文の原稿〉
大相撲の史上最多優勝を誇る白鵬関が、女性歌手Kaeさんとの震災応援デュエットソング『アサガオ』を発表しました。現役横綱の歌手デビューは、昭和53(1978)年11月に輪島大士さんがアルバム『横綱輪島の道』の中で「望郷賊」「友よ」「千曲川」「故郷だより」の4曲を収録して以来、37年振りのことです(写真①)。
私が相撲少年だった昭和40年~50年代にかけては、力士のレコーディングが頻繁に行われ、やがては野球選手やプロレスラーにまで派生するアスリート歌手ブームの時代でした。
特に角界には、歌の上手な人が多かったですなぁ…。現在、NHKの大相撲中継の解説者であられる元横綱北の富士さんは『ネオン無情』と云うヒットを飛ばし、現在もカラオケでの人気曲です。また、元大関増位山さんの『そんな夕子にほれました』は、堂々のミリオンセラー。何と作詞は先代林家三平夫人の海老名香代子さんで御座います。
そして、平成の大横綱貴乃花親方のお父さんの名大関貴ノ花関もセリフ入り歌謡『男の花道 』を吹き込んでおられます(写真②)。
白鵬関とは、私が観光大使をつとめる奈良県葛城市の新庄文化会館・マルベリーホールで28日に開催される『相撲サミット2016』にて対談致しますので、レコーディングの裏話などを聞いてみたいと思っています。